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うちに来る?![]()
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+++ 始まりは出来ちゃった婚 +++![]() Mar.1999 |
1999年1月の終わり頃か2月の始めだったと思う。 友達(ラブちゃんのオーナー)から電話があった。 「ラブちゃんが妊娠してるみたいなんよ〜」 「一緒に病院に行って〜。一人で行くの、恐い〜〜〜」 「はぁ?ラブちゃんが妊娠て何言うとん?」 何のことだか全然理解不能なワタシ。 病院へ行く道々、よくよく話を聞いてみると・・・ 1月7日早朝、近所の黒ラブのラブ男君がラブちゃんちの庭に乱入し ドッタンバッタン大暴れしていた。 その時ラブちゃんは丁度ヒート中であった。 しかし、ラブちゃんは男嫌い、特にラブ男君は好きでなかったので 「妊娠」なんていう文字は全く浮かんでこなかった。 が、しかし・・・ それから1ヶ月、ラブちゃんのお腹がふくらんできた。 病院に到着、診察を受ける。 「オメデタです」・・・・・・・・・・・ ラブちゃんのヒートから計算すると、 3月のはじめ頃が出産予定日であろう・・・と。 犯人=父親はラブ男君に間違いないであろう。 しか〜し、確証がない。 もしかしたら、近所を彷徨ってる野良君かも...。 父親が分からないので、どんな赤ちゃんが生まれてくるか予想できない。 よって、赤ちゃん達の里親を探すことも出来ず どうしよう、どうしようってあわあわしてる間に、その日がやって来た。 3月6日午後4時ごろ電話が鳴った。 「産まれた、産まれた。ラブラドールぢゃーーっ!!!」 それから12時間かかって、ラブちゃんは10頭の赤ちゃんを出産した。 こんな風にクララはこの世に生を受けたのだが この時、ワタシは赤ちゃんの中の1頭が我が家に来るとは全く思っておらず 赤ちゃん達の成長と里親探しに夢中になっていたのである。 |
| +++ おしっこ臭い子 +++ |
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| April.1999 ラブちゃんのベビー達は、産まれてすぐにお星様になってしまった子を除いて 全員(9頭)すくすくと成長し、皆新しい家族も決まっていった。 1頭は高松市のあるご夫妻のところへ行くことになっていた。 んが、生後30日くらい、後10日もすれば高松へ行くという時 その子のお尻の周りがいつも濡れていることに気が付いた。 獣医さんに診てもらうと、尿道に憩室が出来ているか ホルモンのバランスが悪いかのどちらかだろう、との診断だった。 どっちにしても小さ過ぎるので今すぐ検査は出来ないとのこと。 この事を高松のご夫妻に報告したのだけれど・・・ 色々と悩まれ考えられた結果 この子は引き取れないとの答えが返ってきた。。。 断られても仕方のないこととはいえ、ワタシ達は途方にくれてしまった。 ラブちゃん宅にはもう1頭mix犬が居り、もうこれ以上犬は飼えないと言う。 どうする?どうしたらいい?? 誰かこの子と一緒に暮らしてくれる人はいないかなあ??? 毎日そんなことばかり考えているうち、ワタシは段段とこの子に愛着が湧いてきた。 なんとかワタシの手でこの子を幸せにしてあげたい、そう思い始めていた。 ワタシは生来の犬好き、小さい頃からいつも犬が家に居た。 しかし、父の死後、母の仕事の都合で犬を飼えなくなっていた。 でもやっぱり、この子の面倒を見たい・・・ 問題は、婆さんの説得。 難しい、どう考えても難しい。。。 でもでも、この子をなんとか幸せにしてあげたい。 悩める時間を過ごしていた。 |
| +++ 2泊3日パピパピホテル +++ |
![]() 03~05.May.1999 |
| お尻の濡れた子の行き先が決まらないまま ラブちゃん家が以前から予定していた家族旅行の日が来てしまった。 新しいオーナーさんの都合で引き取りが遅れていたエリーちゃんと おしっこ臭い子(ワタシは勝手にクララと名付けていた)を 我が家で預かることになったのだ。 以前からわんこを飼いたい飼いたいと言っていたアッキーだが 我が家のすぐ隣で婆さんが食べ物を扱うお店をしている関係で 「わんこは飼えない」と諦めていた。 んが、そんな中2頭もパピパピがやって来てしまい アッキーは大喜び大はしゃぎで一生懸命お世話した。 生後2ヶ月のパピパピが2頭いっぺんにやって来た経験をお持ちの方なら 分かってくださるだろうけれど、それはそれはものすごい状況が展開され・・・ 1頭がおしっこをし、それを片づける、と同時に片方もおしっこを始める。 片方のおしっこを片づけ振り返ると、もう片方がうんP〜をする。 片方のうんP〜を片づけていると、その横でもう片方がうんP〜を。。。 一日中コレの繰り返し、家中ぐちゃぐちゃ匂いプンプン。 ますます困ったことに、おしっこ臭い方はなかなか眠れないらしい。 エリーちゃんは、ががががーーって遊び回ってぱたっと寝てしまう。 んが、クララはエリーちゃんが眠った後も、ごそごそもそもそなかなか寝付かれないのだ。 ようやく、クララがうとうとし始めるとエリーちゃんが起きてきてちょっかいを出す。 結局ちょっとしか寝ないで、またバタバタ遊び始めることに・・・ 両方が寝てくれないことには、ワタシの休息もないわけで。。。 そんなこんなで3日が過ぎ、午前中にエリーちゃんのオーナーさんが迎えに来て 夕方には、れこぶ一家が戻ってきてクララを連れて帰ってしまった。 この3日間で、神経質なクララが益々大好きになってしまっていたワタシとアッキーは 寂しくて寂しくて、あの情けない顔が愛おしくて愛おしくて 何とかワタシ達の手であの子を幸せにしたいと強く思い始めていた。 宙ぶらりんなあの子を、家族にしたいと真剣に考えていた。 問題は、婆さんの説得である。 アッキーと一致団結し、一生懸命一生懸命お頼みした。 絶対に「ダメ」って言われることを覚悟していたにもかかわらず 婆さんは、OKしてくれた!!! ほんとに、意外だった。 きっと、あの3日間で婆さんもクララの虜になってたんだろうな。 そうとしか考えられない展開だった。まさに、運命。。。 こうして、おしっこ臭い情けない顔をしたパピパピは ワタシの娘、「クララ」になり、ワタシ達の新しい生活が始まったのだ。 |