湯けむりの里から、四国の地から、全国30の町から、大きな歓声が
聞こえます。ゆっくりだけど着実に、理想は実を結びはじめています・・・


ついに、四国初のJクラブとして徳島ヴォルティスが誕生しました。
夢でないんですね、本当に!みんなの熱意でやっと誕生したJクラブ、百年先
(正確にはあと88年)には“スポーツでもっと幸せな徳島”を実現したいところです。
(絶対に成功させなくてはならない戦いがここにはあります)

“ジェイの夢スタジアム”は、Jクラブのある我が町徳島にJリーグの理念が
しっかりと根付くまで徳島ヴォルティスを応援し続けます。


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ありがとう 鎌チャン!

 ま、まさか!信じられない・・・。
辛いからスルーしようと思ったけど、2年間、冨士・鎌田応援(贔屓)サイトとして、サポートしたからそれは許されないですね。
 鎌チャンには2年間、本当にいろいろ驚かされ、ここに来て引退とは最後の最後まで驚かされてしまいました。
 滝川二高、神戸クラブ、筑波大とサッカーマンとして経歴は一流。しかも、滝二でも筑波でも主将を努め、高校でも大学でも選手権は国立を経験。大学選手権では頂点に立った。そういう経歴を持ちながら、あんなに礼儀正しくて謙虚で、そして優しかったのはホント信じられなかったです。
 去年、秋葉が入って来た時も、試合中はみんな“アキ!”とか、せいぜい“アキさん!”と呼んでパス交換していたのに、一人だけ“秋葉さんっ!”て・・・。
 川上莉奈ちゃんを救う会が募金活動をした時もひとり率先して街頭に立った。
 筑波へ一浪して学力試験で入ったって聞いた時も驚きでした。卒論は確か“Jリーガーのセカンドキャリア”でした。ヴォルティスでもJ選手協会の支部長だったから、そういう部分を知りすぎてしまったのかもしれないです・・・。
 JFL新人王、J2だってベストイレブン2回。そして、ヴォルティス通産50点目のメモリアルゴール!
まだまだこれからと思っていたのに、惜しすぎる。本当に! 
 だけど、これからの生活設計をしっかりと立てて決断したはず。だから、これまでのヴォルティスへの貢献に大いなる感謝の気持ちを込めて、送る言葉はセカンドキャリアも“走れダイナモ!鎌田祥平




“行く年来る年 2005-2006

 この3年間、年末年始は首都圏でサッカー三昧(高校選手権と天皇杯決勝)だったのですが、久しぶりに徳島での年越しでした。ヴォルティスが誕生して、他のクラブが出場する天皇杯決勝や時代に逆行する学校スポーツに興味が薄れたのも理由のひとつかもしれません。ということで、年末年始はテレビ三昧に;

●“J Sports J2 Awards 2005”
“J.LEAGUE AWARDS”のJ2バージョンが行われたものと期待していたのですが、J Sports(スタジオ)でのJ2忘年会(トーク番組)でした。そして、残念ながらヴォルティスは殆ど出てこなかったです。参考になったところは;

*J2で勝つには*
遠藤雅大:まず、外国人。(センターラインの)点取り屋と最終ラインにほしい。
野々村芳和:(経済的に)取れないチームが殆ど。
野々村:日本でやって実績のある選手が一番安全。
浅野哲也:J1解雇されてJ2に拾われた選手はモチベーションの持っていき方が難しい。
野々村:今シーズンの甲府はうまくやった。バレーは去年大宮で駄目で給料はダウンして入ってきた。
     アライールも清水で駄目で何とか甲府に入ってきた・・・。ああいう形が良い。

*J2の戦い方について*
野々村:(J1の監督より)J2の監督のほうがよく考えている。
遠藤:  どこらへんが?
野々村:システムで言ったら、世界で3バックやっているところは殆どない。ところが、J1は殆どが3バ
     ック。J2では札幌と、・・・徳島の2つが3バック。
     そういう意味で戦術的な面白さがJ2にはある。
渡邉一平:シーズンが長いから選手も監督も成長するのが凄くわかる。
遠藤:バレーの存在も大きかったけど、それ以上に大木監督の存在が大きかった。
浅野:一度離れてJ1を経験して戻ってきたのが大きい。
野々村:J2の方がチャレンジしやすいのかも。


●“
F.A.フットボール・アンチ・クライマックス(J1・J2入れ替え戦 柏vs甲府)

 今年J2で最も怖かったのは京都でも福岡でもなく甲府でした。ヴォルティスの3バックの欠点を容赦なく突いてきたし、サイドバックの積極的な上がり、2列目・3列目からの攻撃参加は本当に脅威でした。
 そういうことで、3バックの柏との入れ替え戦は非常に興味あるところでしたが、やはりヴォルティス戦と同じ戦法を徹底しましたね。
 早野監督は、堪えきれずに第2戦では4-4-2に切り替えましたが(ダブルボランチのボックス型)、大木監督は今度はボランチの両サイドのスペース(サイドバックとサイドハーフとのスペース)を攻めました。結果はご存知のとおり。来シーズン、3バックのチームが多いJ1での甲府の戦いは大注目ですし、期待大です。
 それと、大木監督の言う“サッカーはエンターテイメントである”というのもプロフェッショナルの原点ですね。入場料を払って観戦に来た人に、その価値がある(入場料が安かったと思わせる)試合を見せなければならない。これはもう当たり前のことなのですが、お金を払う側としてもハッとしてしまいました。
門松も準備万端 練習場の芝は養生中


第44節(2005.12.03) 徳島ヴォルティス 0−1 水戸ホーリーホック (鳴門/5,379人)

 3月のJデビュー戦から実に10ヶ月、前節の戦いぶりからホーム最終戦は有終の美で飾ってくれるものと思っていましたが、水戸の術中に嵌ってしまいました。
 湘南戦はあんなに機能した2トップ、1ボランチの新システムが今週は全く駄目でした。先週はみんな良く動いていたのに、すっかり待ちの姿勢になってしまってパスコースはないし、ボールを貰いに来る動きが少な過ぎたです。
 相手が1トップだったので、3バックはひとり余って冨士君は最初から盛んに上がって攻撃に参加してくれました。後半は自然と4バックになって、左サイドバックの冨士君が岡本を絡めてクロスを何本も供給してくれました。しかし、得点には至りませんでした・・・。確かに、冨士君のクロスの精度を上げる必要はありますが、鳴門特有の強風に影響されたことも事実だし、受け手のほうもしっかりシュートに持ち込んでほしかったです。
 ホーム最終戦で観衆も結構入り、勝てば7位の可能性があるというシチュエーションできっちり結果を出せなかったところが残念でした。

 残念といえば、Jリーグって最終戦を前に戦力外選手の発表をするんですね(シーズン終わってからというわけにはいかないんでしょうか・・・)。みんなヴォルティスのJ2昇格或いはJ2元年に貢献してくれた選手ばかり、大いなる感謝の気持ちを込めて次のステージでの活躍を祈るのみです。
●谷奥優作:JFL連覇を果たした大塚FCの3バックといえば谷池・石川・谷奥で決まりでした。その鉄壁のラインをコントロールしていたのが谷奥でした。当方贔屓の黄永宗も冨士君も入り込めなかった。トーキックをイメージさせる独特のキックスタイルで前線へのパスも正確でした。この谷奥が戦力外ということは、田中監督は来季は4バックで闘うことを決めたとしか考えられないです。
●小峯隆幸:あのキャラクターを失うのは辛いです。レフリーとのやり取りはいつも微笑ましく、時には相手監督とのやり取りまでありました。田中監督の“早い動き出しと玉際の激しさ”を率先して攻撃的守備を示してくれたのも小峯でした。最終ラインからのロングフィードで攻撃の起点ともなりました。小峯が戦力外というのも3バックとの決別、つまり高さのあるセンターバックと速くて攻撃的なサイドバックで構成する4バックへの切り替えへとしか考えられないです。
●田中大輔:今季は怪我もあって最後まで伊藤を脅かすことが出来なかったです。プレッシングが厳しくて、フィジカルにタフさが要求されるトップ下で、とうとうあのファンタジスティックなパスが魅られなかった。ボランチの位置まで下がって、相手のプレッシングを避けてゲームメイク、そして華麗なスルーパスに最後の期待を持っていたのですが残念でならないです。
●原田慎太郎:レンタルで出された時から厳しいと思っていましたが、やっぱりという感じでした。いつも半袖で汗かき役に徹していた彼とは数年前の交流会で話したことがありました。30年も前の昔話で、私がケビン・キーガンが好きだった話をしたら、驚いたことに彼がキーガンを知っていたというほどのサッカーオタクでした。ヴォルティスの汗かき役は鎌チャンが引継がなければならないです。
●川北祐介:練習場ではフェイスガードをつけて監物コーチ相手に黙々と復活を狙っていたのに、不運としか言いようがないです。一瞬のファールがこんなことになってしまうんですね。ファールは時には必要な場面がありますが、選手の生活を奪ってしまうケースもあります。単に運が悪かったでは済まされないことで、改めて、Fair Play を望むしかないです。
大杉漣さんのホーム初参戦! 冨士君の左サイド攻撃
ヴォルティス・チアリーディング サンクスウォーキング(1)
サンクスウォーキング(2) 高本社長お礼の挨拶


第43節(2005.11.29) ベルマーレ湘南 1−2 徳島ヴォルティス (平塚/4,688人)

 アウェー最終戦、生放送がなくてイライラしましたが2日遅れのスカパーチェックは爽快な気分にさせてくれました。スタメン発表ではちょっと戸惑ってしまったです。つまり、3バックに1ボランチは秋葉、ウイングバックは金と冨士君、トップ下に伊藤と片岡、2トップ(スカパーの野々村さんは1トップと言っておりましたが)は小林と小山。イレブンの動きが軽快でポジションは非常に流動的でした(みんな動いているからパスコースがいくつもあった)。例えば、トップ下の2人や両ウイングバックが入れ替わり立ち代りボランチの位置まで下がってきて基点となるし、左サイドは片岡と冨士君の2プラトン攻撃、右サイドは伊藤と金と小山のパス回し。そして、4バックの両サイドバック背後へのロングフィードは湘南のサイドバックが攻撃参加するのを抑えるのに有効でした。中盤は、3バックの数的優位を生かして支配できていました。
 野々村さんからもいろいろ褒めて頂きましたね;
@初めてのJ2でこの戦績は大健闘。上手くいったシーズンである。よく頑張った。
A札幌を除いては4バックのJ2で難しい戦いを強いられたのに、3バックで通したことは評価できる。
B一番苦労する第3クールで、京都と同じ成績を残した。
C縦に速く、ゴールに向かっているイメージ。ゲームを作るのでなく、こじ開けようとしているのが良い。
 冨士君もよかったです。新聞では、冨士君が相手の足元に入った瞬間を逃さず強烈なタックルを連発したとの報道でしたが、スカパーのチェックでは攻撃面が良かったです。いろんな所に出没していましたが、右サイドからのナイスクロスで小林がヘディングシュートしたシーンは本当に惜しかったです。福岡戦のFKと言い、プレーの巾が広がった印象で来シーズンに向けて期待が膨らみます。
 Jリーグ創設時からのクラブであるベルマーレには実に12年の遅れをとったのに勝ち越せて、そして山形にも横浜にも鳥栖にも勝ち越せたのは本当に凄いです。次の水戸戦もぜひとも勝ち越して7位を勝ち取ってほしいものです。 


第42節(2005.11.23) アビスパ福岡 0−0 徳島ヴォルティス (福岡/20,841人)

 J1昇格のかかった試合とあって、博多の森は2万人を超える完全アウェイでした。しかもBSでの生中継ありと、メディアも注目の一戦でしたが、惜しくも福岡の昇格を阻止することは出来ませんでした。
 最初から、福岡の攻撃は凄かったです。好きなようにされている感じで、決定機が前半だけでも何回もありました。度々のシュートミスは本当に助かりました。まあ、これだけでスコアレスドローで終わっていたら、BSを見た日本中の皆さんに恥ずかしい思いもしたのですが、後半はヴォルティスのパス回しも披露できて良かったです。GKの島津も好セーブを連発でした。
 福岡戦といえば、何といっても片岡のFK。今回も大いに期待していましたが、てっきり片岡が蹴るものと思っていたFKを冨士君が蹴ったシーンには、贔屓している当方にも驚きでした。クロスバーをわずかに超えた弾道にさらに驚いてしまいましたが、あれが決まっていれば、福岡の昇格は持ち越しになって世の中を変えていたんですよね。本当に惜しかった・・・。それから、後半中頃のクリアを加茂さんは大森って言っていましたが、あれは冨士君のクリアです。スカパーでは冨士のナイスクリアと誉めてくれました。
 目の前で胴上げされて、悔しい思いをしましたが、福岡には学ぶところが多いです。助っ人の外国人プレイヤーは別として、イレブンの殆どが若くてしかも地元出身のユース育ち。身の丈経営のヴォルティスを強くする方法は、急がば回れで、ユースやJrユースの選手を育ててトップに上げるのが理想というか、これしかないです。ヴォルティスの場合、Jクラブになるずう〜っと前からスクール/下部組織に注力しているから心強いと思うのですが、それでも全国レベルから見るとまだまだの状態です。ということで、ヴォルティスに本当に必要なシステムは、3バックシステムでも4バックシステムでもなく(?)、若手を育て上げるシステムです。


第41節(2005.11.19) 徳島ヴォルティス 1−3 横浜FC (鳴門/5,028人)

 ホームゲームもあと2つとなって、横浜FCと水戸が相手なら連勝も簡単と思い込んでいましたが、とんでもない間違いでした。このところ福岡に勝ったり、天皇杯ではガンバ大阪と延長戦でも決着がつかなかったり、さらには京都と互角以上に戦ったというのがよく理解できました。11位という順位を疑うほどの戦いぶりとマッチデープログラムに紹介されていましたが、この部分はその通りでした。
 マッチデープログラムに全く裏切られたのが、波に乗っている城というくだりでした。トップの3番(富永)って一体何者?予想スタメンには出ていないし、3番という背番号はセンターバックですよね・・・
 相手のいいところが目につくって言うのは悔しいけれど、トップの3番は高いし17番(北村)は速い。MFは司令塔の10番(内田)は速くて巧いし、山口素弘は存在感を十分に示して中盤を制圧した感じでした。山形戦で結果を出した挽地と岡本のWボランチは注目でしたが、1ボランチの山口のほうがずっと効いていたです。サイドバックの7番(小野智)と8番(吉武)も4バックの良さを見せつけるには十分でした。
 スタメンで、キングカズどころか城もいなくてがっかりしましたが、あの望月重良まで移籍していたのですね。J2デビュー戦だったとは知りませんでした。
徳島の“もてなしの心”が来年6月W杯 開催中のドイツでも封切られます
今日はもう見飽きた横浜のCK(実に16本) 中盤で立ちはだかる山口素弘
2000年アジアカップファイナルでの 決勝ゴールが忘れられない望月重良


第40節(2005.11.13) モンテディオ山形 1−3 徳島ヴォルティス (山形/3,517人)

 山形陸上競技場の紅葉が綺麗かったです。勝った試合の録画放送は本当に余裕を持って見れるんですが、これも良し悪しで、有料放送が翌々日の録画放送はあり得ないですね。やはり生放送でないといけません。
 試合のほうは、攻守の要である秋葉と羽地を累積警告で欠くとあって正直期待できないと思っていました。しかし、前節のみちのくダービーで仙台に敗れてJ1への道が厳しくなった山形の元気のなさは予想以上でした。モチベーションの維持が難しかったのでしょうね。
 スカパーのアナまでが、盛んにヴォルティスの3バックの後方のスペースにロングボールをと言っていたのに、山形はサイドからのアーリークロスが多かったです。そしてクロスが供給されてもシュートミスが多くて助かりました。ここが仙台や甲府と決定的に違うところですね。バロンやシュエンク、そしてバレーがセンターで待ち構え、サイドからのクロスをビシバシとゴールに叩き込む。そういったストライカーがいるといないとではこうも違ってしまう。
 リードされて前掛りになって攻めてきた山形をカウンターで突き放して、後半6分伊藤のゴールで勝負あったでした。これで38節からの3試合連続の3得点はお見事としか言いようがないです。


第39節(2005.11.6) サガン鳥栖 3−3 徳島ヴォルティス (鳥栖スタジアム/5,788人)

 本来の3バックに戻して果たしてディフェンスは改善されるのか、注目のうちに試合が始まりましたが、いきなりの開始1分、簡単にワン・ツーで新居に決められてしまいました(何か第2クールとまったく同じ)。新居には前半ロスタイムにも、さらに退場者を出して10人になった後の59分にも決められてしまいました。
 攻撃のほうは久しぶりにトップ下に伊藤が復帰したので期待しましたが、中盤でのパスミスは相変わらずでした。40分には羽地が、48分には小林が決め、そして72分にはオウンゴールで追いつきましたが、後半の40分間は数的優位にありながら勝ちきれなかったのは本当に残念でした。まあ、出場が難しいという推測が多かった中、激しくテーピングして(痛々しかった)ハットトリックを決めた新居を誉めるしかないです。
 これで鳥栖との対戦は、4戦とも先制されてヴォルティスが追いつくパターンばかりで、何か不思議なものを感じてしまいます。
 それにしても、鳥栖は不思議なクラブです。6敗しかしてない京都に3勝もしたのに、ヴォルティスには3分け1敗、水戸には1勝3敗、そして湘南には1分け3敗・・・


天皇杯4回戦(2005.11.3) 清水エスパルス 5−0 徳島ヴォルティス(日本平/3,818人)

 このところ、J2でも厳しい状態のディフェンスではありますが、久しぶりのJ1クラブとの公式戦。というより徳島ヴォルティスになってからは初めての対戦とあって、始発の高速バスと新幹線を乗り継いで駆けつけてきました。興味はどういう布陣で臨むのか、守ってカウンター狙いに徹するのか、或いは堂々と勝負を挑むのか、そしてどこまで通用するのか、どこまで持ち堪えれるのかというところでした。
 システムは草津戦と同様、4-4-2で臨みました。但し、谷奥を左サイドバックに廻して大森と入れ替え(谷池・小峯・大森・谷奥)、ハーフは秋葉の1ボランチ、岡本がトップ下、右に鎌チャン、左に片岡、そして羽地・石田の2トップ。相手の清水と同じシステムで、堂々と勝負を挑んだ布陣でした。
 立ち上がりは気合が十分に伝わってきました。小峯、谷奥が大きな声を出してラインを上げ、オフサイドも取れていたし、何回か崩された場面でも相手のミスに助けられていたので、ひょっとしたらと期待も膨らみました。しかし、19分に失点(もう少し持ち堪えてほしかった)。その後も持ち堪えていたので、まだまだと自分にも言い聞かせていたのですが、後半12分に追加点を喫して万事休すとなってしまいました。本当は2点先行されても草津戦のこともあるしと気を取り直していたのですが、清水が草津のはずはないです。あとはもう何とか1点取ってほしいと願うのみでした。 
 負け惜しみではないですが、清水の攻撃がそんなに迫力があったとは感じなかったです。サイドバックの市川にしてもそんなに攻め上がって来たわけでもなかったし、甲府の厚みのある攻撃のほうがよっぽど怖かった印象でした。ただ、ヴォルティスが4バックで数的不利にこそ陥らなかったものの、1対1になると殆ど振り切られていました。人はいるけど、プレッシングが緩くて自由にプレーされてる感じ。受身的な守備に終始して、一時見せてくれていた相手の1stタッチへのチェックは影を潜めたかのようでした。
 攻撃のほうはロングボールを羽地に当てるしかなかったです。それもうまく収まらない。ヴォルティス得意の羽地への楔からのサイドへの展開、そして速いパス回しは殆ど見られず、コンビネーションも良くなかったです(残念ながら、当日の静岡新聞でも徳島は羽地の高さと精度の良いクロスのという紹介でした・・・)。動いてないからパスコースがない、パスミス或いはパスをカットされて攻め込まれるパターンが多かったです。特に岡本は若いんだから、ミスしたらすぐに取り戻しにいくとか、もっと我武者羅に頑張ってくれないといけません。途中から監督の指示で片岡とポジションをチェンジしましたが、左サイドももっと早く冨士君に交代すべきでした。
 そして、結局は0-5の大敗。周りの清水サポはJ1での鬱憤を晴らしたかのようでしたが、こちらは試合が終わっても暫く立ち上がれなかったです。Jクラブができて国立への道をも夢見てきたのに、その道は途方もなく長くて険しい・・・。
そんな落ち込んでいたところに、思いがけず清水サポから“とくしま、とくしま!”の大きなコールでした。暖かいエールを繰り返しもらって、そしてそれは、もっと頑張ってJ1に這い上がって来いと激励してくれているかのようでした。今日一番の大きな感動を最後に相手サポからもらって、落ち込んでいる場合ではなかったです・・・。
日本平スタジアムに乗り込んだ 徳島ヴォルティス
サポーターは存在感を十分に示して くれたが、イレブンの方は・・・
鎌チャンと沢登 冨士君と沢登
5回も見せられたビッグユニ 暫し称えあう秋葉と沢登の両雄
国立への道はまだまだ遥か先・・・ さすが“王者の旗”の清水サポ!
清水、しかも日本平とあって富士山の雄姿を眺めるのも楽しみにしていたのですが、曇天だったためかどの方角にあるのかも分からず残念でした。
しかし、試合後のエールの交換は本当に感動ものでした。想い出しては胸が熱くなってしまいます・・・
エスパルスの人形焼とサブレ


第38節(2005.10.29) 徳島ヴォルティス 3−2 ザスパ草津 (鳴門/3,146人)

 今日は贔屓の冨士・鎌コンビが連敗脱出に大きく貢献してくれて最高の日になりました。それにしても4連敗中とあってチームにもサポーターにも今までと違う驚きが幾つもありました。
 @スタジアムにいろんなメッセージ断幕がありましたね。サポーターの熱い気持ちがきっとイレブンに伝わったでしょう;“全力に悔いなし”“プロの姿をみにきとる”“いつまでも新人扱いできんけん”“先手先手先手!!!”“闘志あふれる選手が見たい!迷いを捨てろ!何度でも挑戦!”・・・
 Aスタメンが大きく変わり、発表を聞いただけでは、誰がどのポジションなのかピンと来ませんでした。4バックは直ぐわかりましたが、草津のキックオフに秋葉がセンターサークルに向かうのには本当に驚いてしまいました。そして、石川の1ボランチもオドロキ!MFはダブルボランチのボックス型と予想していましたが、ダイヤモンド型だったですね(トップ下に秋葉、右に鎌チャン、左は岡本)。DFは右から谷池、小峯、復帰の谷奥、そして大森。
 B草津が前節の4-4-2から3-5-2にシステムを変えてきたのも驚きでした。ヴォルティスが4バックに変わるのを知らなかったのかどうか知る由もありませんが。
 C開始早々にラインズマンが交代するのも驚き。選手交代とかロスタイムを知らせる掲示板の操作も簡単でないのですね・・・。
 D後半早々の交代に、小峯が怒りをあらわにしたのも驚きでした。決して悪くなかったので気持ちは良くわかりましたが、あのまま負けていたらチーム内の雰囲気も最悪になっていたような。代わりに入った冨士君が流れを変えてくれたので本当に助かりました。
 Eそして、勿論、久々の大逆転劇も本当に驚きでした。相変わらず動きが鈍くてパスミスも多く、そして2点先行されて泥沼状態でした。草津の3バックの攻めどころは、このところ相手から徹底的に攻められて十分すぎるほどわかっているはずなのに、サイドで数的優位を作れない。サイドバックが上がらない4バックは守り以外意味がないです。天皇杯で大森が精度のよいクロスを魅せていたので、4バックになると冨士君はちょっと苦しいかと思っていましたが全然心配要らなかったです。冨士君がサイドバックに入って明らかに左サイドが活気づき、4バックが機能しました。冨士君のスルーパス気味のクロスを石田もうまく裁いてくれたものです(技ありゴール!)。鎌チャンの同点ゴールも感動ものだったですが、さらにロスタイムに決勝ゴールを小林が決めてくれるとは、ミラクルヴォルティスの復活です!
 あと、JFL時代から最終ラインのコントロールをしてきた谷奥が復帰したので、ラインの上げ下げには期待していたのですが、今日もオフサイドは殆ど取れなかったですね。最終ラインを上げるにはまだまだ前線・中盤のプレッシングが足りない・・・。
サポーターからの熱いメッセージで 精神面もウォームアップ!
互いにシステムを変えて 今季最後のJ元年ダービー
流れを変えた冨士君 祝 鎌チャンJ初ゴール!
小林の決勝ゴール ヒーローインタビューは弁舌!


第37節(2005.10.22) ヴァンフォーレ甲府 5−0 徳島ヴォルティス (鳴門/8,097人)

 このところの大量失点は、甲府戦でも止まりませんでした。ヴォルティスが相手になるとシュートの精度が上がるのでしょうか(それだけプレッシャーが足りないんですね)、ヴォルティスにも幾つか惜しいシュートがあったのにことごとく点にならなかったです。
 興味は甲府の4・3・3システムにどう対応するかでした。第3クールでは開始早々から徹底的にサイドのスペースを狙われ堪らず4バックに変更したんですよね。そもそも今の3バックは日本人DFでは外国の2トップに対応できないというトルシエの考えから来ていますが、この論理からいくと甲府は3トップ、しかもバレーがいる。そして両サイドバックの杉山と井上は激しく上がってくるとなると3バックではとても持ち堪えられないです。それで、第3クール同様4バックでと思いましたが・・・。
 甲府は第3クールと同じ攻め方で3バックのサイドを突いてきました。1点目は、杉山にサイドをフリーランニングされて、一瞬戸惑った時に石原の突破を許してしまいました。2点目は同じく杉山の突破から、スローインが起点になって藤田、バレーに合わされてしまいました。3点目はカウンターからサイドの大きなスペースを長谷川に突破されコーナーキックになったのが引金になりました。5点目も左サイドの大きなスペースに藤田に走り込まれてしまいました。
 こういうところから、3・5・2システムのヴォルティスは4・3・3システムの甲府には勝てないという結論になってしまうのですが、ヴォルティスと唯一同じシステムの札幌は今季甲府に2勝2分けで負け無しなんです・・・。


第36節(2005.10.15) 徳島ヴォルティス 1−5 京都パープルサンガ (鳴門/3,547人)

 J1昇格に王手をかけた京都、イレブンもサポーターも気合が入って、雨中の戦いはピッチの内外で京都の圧勝になってしまいました。鳴門市民の日のはずが、すっかり京都市民の日になって、レフリーはどちらのホームゲームか最後まで勘違いしていましたね(報復行為は一発レッドのはずがイエローカードも出さないとは最悪!)。
 第3クールでは両サイドから無数のクロスを放り込まれたので、ヴォルティスがどう修正してくるかが今日の興味でした。田中監督は両サイドのサイドハーフとサイドバックのマークを明確にしましたね。 3バックはアレモン、パウリーニョのマークに専念、左サイドは加藤に冨士君を、鈴木に羽地を、右サイドは中払に大場を、三上に小山をあてました。秋葉、鎌チャンのダブルボランチがサイドに引き出されることなくセンター部分で攻撃の起点となって、小林がポスト役という狙いでした。
 京都のサイド攻撃を消すこの作戦は、結果的には裏目に出ました。というより、これだけ個の差があればどういう対応でも同じだったかもしれません。ジーコジャパンがシステムを変えても、サイドバックが攻め上がれない4バックは意味がないのと同じと言うか、いやいや先週の天皇杯とまるっきり逆だったという例えが正しいですか・・・。
 それにしても、J1に上がって暫くは対戦がないであろう京都から最後に大きな宿題を貰ったものです。ゴールラッシュで破られたゴールネットの繕いは簡単ですが、このところ、2−4、1−5と野球のスコアを想わせるディフェンスの繕いは簡単でないです。センターバックにやっと石川が復帰したというのに皮肉なものです。
 殆ど良いところがなかった中で良かったところを探すと、秋葉の執念は凄かったです。4点のビハインドで、しかも終了間際、いつものシステムに戻してウィングバックを高い位置に上げたがために狙われた左コーナー付近を猛烈な勢いでカバーしました。若くはない秋葉があれだけ最後まで頑張っているのに、他の選手はもっと気合を入れてファイトしてくれないといけません。
 それと、どこかの学校の子供たちも応援良かったです。時折の激しい雨の中、しかも京都サポに挟まれ、大差をつけられてとシチュエーションは最悪の中、カスタネットを使って跳んではねていました。  天気のいい日にまた来て貰いたいですね。昨年の四国ダービーで愛媛の子供達の黄色い“えひーめ、エフシー”のコールが最後までイレブンの足を止めさせなかったのを思い出してしまいました・・・
そのとおりだけど・・・ 日比野さん登場!
冨士君は加藤をマーク ゴールネットの繕い
負けなかった山形に感謝! 日比野さんのポスター展


天皇杯3回戦(2005.10.09) 徳島ヴォルティス 7−0 三洋電機徳島 (鳴門/1,689人)

 リーグ戦より観客は少なかったですが、メインスタンドアウェイサイドには三洋電機徳島の赤色の応援団。試合前後にはヴォルティスサポーターとエールの交換があり、ほのぼのと初めての“徳島ダービー”でした。
 プロとアマチュア、鳥栖の松本さんの言うお金を貰ってサッカーをしているクラブとお金を払ってサッカーをしているクラブ。例え練習試合であってもプロとしては絶対に負けてはならないし、ましてや天皇杯という冠が付いた公式戦となれば絶対に負けられない一戦。
 三洋さんにはもっと中盤からプレッシャーをかけてほしかったですね。中盤がこれでは・・・(トップ下の田中大輔までゆるゆる。それでも、中盤のパスミスから攻め込まれるケースもありましたが)。もっとヴォルティスをヒヤッとさせてほしかった。そういう中で、ボランチ挽地の球さばき、小山の縦へ抜ける動き、左サイド大森の狙いすましたクロスの精度が印象に残りました(片岡が元気なかったのは心配)。
 スタジアム内には“元旦国立”の横断幕や“次はJ1・・・、夢は国立・・・”といったメッセージボードを掲げるサポーターがいて胸が熱くなりました。昨年、我が町徳島に永年の夢であったJクラブが誕生した今、次の夢はJ1昇格か、いやいやそれより早く天皇杯で聖地国立の舞台に立ってほしい。夢があるから強くなる。何年、いやいや何十年かかってもこの目で見たい・・・。
天皇杯3回戦は まさしく徳島ダービー!
J2では見かけない光景・・・ ハーフタイムで伊藤のアドバイス
夢があるから強くなる! 聖地国立を埋め尽す徳島サポ(20XX年)


第35節(2005.10.05) 徳島ヴォルティス 2−4 ベガルタ仙台 (鳴門/2,205人)

 今季、仙台戦に3勝した鳥栖・松本監督が前節試合終了後に仙台に勝つ方法を教えてくれていたんですよね;“今季の仙台との戦いが済んだということで、言わせていただきます。一つ目がシルビーニョとバロンの連携部分、二つ目がバロンのくさびに対するパス、三つ目はバロンがくさびに入った時のシュエンクが裏を取る動き、四つ目が両サイドの大柴と財前がペナルティエリア内に入る動き、この4つのホットラインを消す練習をやってきた・・・”。
 これでもう仙台戦は頂きと思ったのですが、そんなに甘いものではなかったです。前節の札幌と同様、この時期、J1昇格をノルマとしていたクラブは本当に怖い。
 それにしても4バックのクラブがそのシステムの特長を十分に魅せつけました。サイドの数的優位をフルに生かして、片岡のサイドは財前と中田が、そして大場のサイドは梁と村上がドリブルでの切れ込み、オーバーラップも頻繁に強烈な攻めでした。おまけに財前と梁はポジションチェンジするし、そしてセンターにはバロンやシュエンクが待ち構えている。
 ヴォルティスは3バックの特長である中盤の数的優位のはずが、ボランチがサイドに引っ張り出されカバーに奔走させられてしまいました。ピッチ中央でも厳しいプレッシングを受けてパスをカットされ(パスコースを読まれて)、フリーの相手に攻め込まれるパターンの繰り返し・・・。
 冬芝でカバーされたピッチは美しかったですが、まだ柔らかく深めの芝が、雨の影響でスリッピーになって、片岡は何度となく足をとられていました。ホームのピッチのはずが、片岡にとっては、財前と中田の対応に手を焼き、しかも足元はおぼつかなくて散々でした。さらには累積警告で次節は出場停止と、まあ長いJ2の戦いではこういうこともありますか・・・。
勿論、あきらめてないんだけど 冬芝でカバーされたピッチに
片岡のスパイクが埋まってしまう そして冨士君と交代・・・
落ち込んでいる暇はない 次は天皇杯で気分転換!


第34節(2005.10.01) コンサドーレ札幌 2−0 徳島ヴォルティス (厚別/5,323人)

 過去3分け、しかも連勝中のヴォルティスと4連敗中の札幌とあって、当然勝点3を期待したのですが、J1を狙う札幌の、これ以上負けると終戦になりかねない状況での気迫に負けてしまいました。
 J1と違って殆どが4バックシステムのJ2で、唯一3-5-2システム同士の対決。互いに厚い中盤での攻防を期待しましたが、札幌は中盤を省略してロングボールで攻めてきました。ヴォルティスはオフサイドが殆ど取れず(取りにいったのかどうかもわかりませんでしたが)、楔あり、裏ありで最終ラインが下がってしまい、札幌は間延びした中盤のスペースをアグレッシブに走り込んで来ました。そもそも3バックはプレッシングとオフサイドトラップでスペースを作らせない攻めさせないシステムなのに、こうなるとヴォルティスに勝ち目はありませんでしたね。
 解説の水島武蔵氏(懐かしい・・・)からヴォルティスはセットプレーとカウンターサッカーと紹介を受けたのもショックでしたが、世間の捉え方はそうなんですかねえ・・・。


第33節(2005.09.24) 徳島ヴォルティス 2−1 モンテディオ山形 (春野/2,687人)

 ヴォルティスが出来たために鳴門陸上競技場が使えなかったという投書が新聞に載っていましたが、この時期はヴォルティスだって使えないんです。極めて罪作りになってしまった冬芝のオーバーシードですが、暖地のJクラブの宿命でどうしようもないです。山形のように寒地型の芝が夏枯れしない緯度の高いクラブが羨ましい。イレブンにとっても夏の連戦の疲労が取れないのに高知までのバス移動は横浜遠征よりしんどかったかも・・・。
 しんどいと言えば0泊3日の横浜へのアウェイ参戦で不覚にも体調を崩してしまい、春野行きを断念して今日はスカパー(生)での参戦になってしまいました。この試合の興味について、解説の越後和男氏がサイドの攻防であるとコメントしていましたが、今節の山形も開始早々から3バックの両サイドのスペースを徹底して攻めてきましたね。特に、片岡の後ろのスペース(ヴォルティスの左サイド)が狙われました。右MFのあの佐々木が高い位置をとり、これを片岡や筒井がケアすると、今度は右サイドバックの臼井がフリーになってスペースへ放り込んでしまう。さらには臼井がオーバーラップと、かなりの数のクロスボールを許し、失点は時間の問題かと心配しました。しかし、古田とDF陣がしっかりと守り、これが今日の勝負のポイントだったように思います。
 それにしても数少ないチャンスを伊藤が見事に先制してくれたものです。後半の小林の渋いゴールも良かったですが、欲を言えば何回かあったカウンターも決めてほしかった・・・。
 山形は守備は堅いが点が取れないというデータそのままで、3位争いは混沌としてきましたね。ヴォルティスは連勝で9勝14分け10敗となって一気に7位まで順位を上げました。(第3クールの5勝3分け3敗は驚き!)。


第32節(2005.09.17) 横浜FC 2−3 徳島ヴォルティス (三ツ沢/6,823人)

 神戸時代からキングカズには海を越えてほしいと思っていました。勿論、越えてほしかったのは鳴門海峡で、まさか太平洋を越える移籍話が出てくるとは。夢のようなカズとの対戦が、最初で最後になる可能性もあって、前日に急遽参戦を決めました。ラッキーなことに丁度キャンセルがあって夜行バスに乗り込み、目指すは、いざ三ツ沢!
 三ツ沢での横浜FC戦は特別な試合でした。まず、三ツ沢は横浜国際が出来るまでの長い間、横浜のサッカー文化を支え続けたスタジアムで、私ごとでは、もう20年位前、日本リーグの日産vs住友軽金属を見たことがありました。当時は日産のチアガールチームが応援をリードしてほのぼのとしていたいい時代で懐かしいです。専用球技場なのでイレブンと12番めの選手が一体となって戦える。こういうスタジアムが徳島にも理想です(収容能力15、000人と言うのも丁度いい)。
それと、ヴォルティスの前身、大塚FCが日本リーグを目指してチーム作りを始めてから、初代の山出邦夫監督、石井肇監督と三ツ沢にゆかりのある方からお世話頂いたんですよね。ヴォルティスを育ててくれた人達の汗と努力がすべて集約されて、そしてヴォルティスが三ツ沢のピッチに立つ・・・。
 対戦相手の横浜FCには、Jリーグ誕生を支えてくれて、自らは出場できなかったけれど初めてのW杯出場に大きく貢献してくれたカズ、ジョホールバルで起死回生の同点弾をヘディングで決めてくれた城、そして国立の日韓戦で鮮やかなループシュートを決めてくれた山口素弘。みんな同じピッチに立つ(ヴォルティスイレブンにもカズにあこがれて今がある選手が多いんですよね)。
 そういう想いをいろいろ巡らせながらメインスタンドのアウェイサイドに陣取りました。最初はヴォルティスのTシャツを着た小さい子供さんがいたのみで心細かったのですが、羽地の友人グループとか、小峯の知り合いのグループ、選手のご家族の方達で、ヴォルティスの好プレーにはメインスタンドでも結構な拍手が沸き起こっていました。

 試合の方は、先行するも逆転されてまた逆転!アウェイでこの結果に文句を言ってはいけませんよね。城に続いてカズにゴールを決められ逆転された時に、秋葉が3本の指を立てて血相変えてベンチ前まで走りこんできました。前節同様、3バックシステムのウイークポイントであるサイドのスペースを意識して攻め込まれていたのでシステムの確認をしたのだと思ったのですが、ここでシステムを崩さないで攻めの形を続けたのが良かったんでしょうね(ここで勝利を諦めなかった強い気持ちも素晴らしい)。最近では、ジーコジャパンですら、時代遅れの3バックシステムを続けていると杉山茂樹氏から噛みつかれていますが(3バックが4バックと対戦するとサイドは常に1:2の数的劣勢と)、J2では圧倒的に多い4バックシステムのクラブと戦うヴォルティスにとっても考えどころではあります・・・。

 今日は、横浜のあくまでも青い空に、“トクシマッ!トクシマッ!”のコールが何回も何回も響き渡って、それも逆転勝ちという素晴らしい戦いを三ツ沢で魅せてくれて、お世話頂いた三ツ沢ゆかりの沢山の方に少しでも恩返しが出来たような気分になりました。50年の大塚FCの歴史があって徳島ヴォルティスがある。そして、沢山のサポーター達がヴォルティスを支えている。まだまだ2年目のスタートを切ったばかりの徳島ヴォルティスですが、アウェイでの見事な戦いっぷりにイレブンもサポーターもしみじみと誇らしく頼もしく思いました。(アウェイでしか感じられないものがあるんですね)
本当に横浜まで来てよかった!ヴォルティス最高!!

あと嬉しかったこと:@トイレで出合った横浜FCサポの方から、今日は徳島からですか?一緒に盛り上げましょう!と有難いエールを頂きました。A試合が終わって、阿南市から朝の一便で飛んできたという私より年配の方が声をかけてくれました。首都圏在住の子供さん(2人とも成人の方でヴォルティスのユニを着ていました)を連れてきたと言っておられましたが、2人からも挨拶して頂きました。B帰りのバスにヴォルティスのユニを着て乗って来られた熱い方がいました。他にも行きのバスと同じ人を帰りのバスでも見かけました。
そして悲しかったこと:@秋葉の3本指に注目しすぎてカズダンスを見逃してしまった。A白石(美帆)さんも見逃してしまった。B試合終了後の出待ちで、横浜FCサポが足達監督に罵声を浴びせていた。ホームでヴォルティスに勝てなかったクラブっていつも荒れるんですね・・・
朝早すぎて時間潰しに六本木へ 三ツ沢に乗り込んだヴォルティス!
この強い日差しはどちらに有利??? 97年W杯最終予選2トップのキックオフ
横浜サポに負けていなかった声量 カメラマンは全員徳島ゴールサイドに・・・
それでも、アウェイで逆転勝ち! イレブンもサポも、ヴォルティス最高!


第31節(2005.09.10) 徳島ヴォルティス 1−3 ヴァンフォーレ甲府 (鳴門/4,088人)

 1ヶ月ぶりにうどんの“Yま”へ朝定を食べに行くと、“はくばく”のユニを着た2人連れの甲府サポの方がいて、フレンドリーにお話させて頂きました;バレーが怪我をしてしまって、いやこちらは怪我人が10人にもなってしまって・・・。
最後はお手柔らかに、試合でお会いしましょうと別れたのですが、まさかバレーのいない甲府にここまで崩されるとは思いませんでした。
 冨士君のサイド攻撃から始まったこの試合、甲府はこちらの左サイドのスペースを攻めてきました。相手は3トップ、しかも3バックの痛いところを突いてきたのでやむを得ず4バックにシステムを変更。それで冨士君は14番(石原)と18番(長谷川)の手当てに奔走させられてしまいます。いやいや昨年のバックラインでの経験が生きて前半はうまく凌げましたが、それにしても14番(石原)と18番(長谷川)のポジションチェンジの激しいこと。
 しかし、後半に入ってすぐ、冨士君がゴール前で滑ってクリアできなかったところを10番(藤田)に決められてしまいます。2点目は14番(石原)の個人技で中央から、3点目は32番(杉山)に左サイドをうまくすりぬかれて勝負あり・・・。スペースを作って、そこを攻める戦術が上手かったですね。ひとりひとりもみんな上手すぎ。14番(石原)と18番(長谷川)、トップ下の8番(倉貴)と10番(藤田)、1ボランチの28番(那須)。羽地マークの15番(アライール)も効いていたし、32番(杉山)はこちらの左サイドをオーバーラップしてくるし、これにバレーがいたら・・・。こういうクラブは早くJ1に行って貰いましょう。
 ということで、徳島ヴォルティスの創立1周年は甲府から本当にキツ〜いプレゼントを頂いてしまったのでした。
 なお、次のホームゲームは春野での開催です。ということは、ホームのピッチはこれから冬芝の種をオーバーシ-ドして、10月5日の仙台戦では鮮やかな緑の冬芝のピッチでのリーグ戦再開となります。
前半早々から4バックを余儀なくされ 後半8分、痛恨の1点目!
控えも茫然・・・ 祝 創立1周年!
祝砲のはずが・・・ 来て 見て 甲斐感


第30節(2005.09.04) ザスパ草津 1−0 徳島ヴォルティス (群馬/5,212人)

 久しぶりにスタメンの鎌チャンはどうだったのか?冨士君は?そして注目の岡本は?という興味で結果のわかっていた草津戦のスカパー観戦。のはずだったのですが、群馬って地球の裏側ではなかったですよね。深夜の放送は、霧に煙ったスタジアムと夏枯れした芝を映し出し、おまけに肝心な場面がくると、接近する台風14号の影響で“受信できません”と冷たいメッセージ。
 野々村さんは、縦1本ばかりですねとコメントしていましたが、確かにタメが作れなかったですね。落ち着きどころがないから組織的に攻めあがることが出来ないし、パス回しも出来ない。すべてが夏枯れの芝のせいには出来ないです。
 改めて秋葉の存在感を思い知らされましたが、鎌チャンだって、出場のチャンスは少ないけどベスト11に選ばれること2回です。こんなことでうつむいてはいけません。JFL新人王としてのプライドを高くもって戦ってほしいです。
 冨士君は、秋葉からのクロスを胸でトラップして左足で強烈なシュート、それからヘディングシュートとセットプレーからのパーフォマンスは良かったですが、サイドからの攻撃はもうひとつでした。縦への突破は積極的でいいのですが、もっと簡単にアーリークロスを意識してほしかった。長身の2人がトップにいたのに古田以外は気が付いていなかったような。
 岡本は、というかヴォルティスのトップ下って、パサータイプには難しいですね。大輔しかりで。伊藤や片岡のようにFW的な方が馴染みやすい。司令塔兼舵取り役の秋葉が出ていなかっただけにゲームをコントロールする絶対のチャンスだったんだけど・・・


第29節(2005.08.31) ベガルタ仙台 2−2 徳島ヴォルティス (仙台/11,818人)

 もう少しで3連勝だったのに惜しかったです。最近は守備が落ち着いてきているとスカパーの実況アナからもお褒めを頂いていたのに皮肉なものです。先行された後、小林のまさかの(失礼!)連続ゴールで勝利を確信した直後だっただけに、負けたような気分になってしまいました。
 後半開始から冨士君を下げ、小林を投入したのには本当に驚いてしまいました。負傷以外でこんなに早く動いたのは初めてと思うのですが、監督の采配は正解でした。冨士君だけがそんなに悪かったわけではないです。全体にパスの精度が悪くて羽地に楔が入らない、楔が入っても上手く展開できないといった状況でした。それで、小林を投入して楔の受けどころを増やし、片岡をサイドに回して攻撃の幅を広げました。J2では相手に十分研究されるので、攻撃のオプションを増やして相手を混乱させることが必要です。
 小林の2得点はナイスゴールでした。このところ、大場、片岡、小林とひとりが2点づつ取れていて頼もしいです。
 片岡は前節のFKがまぐれ(失礼!)でないことを示してくれました。勿論、1試合に簡単ではないFKを2本決めること自体、まぐれではあり得ないのですが、今回はクロスバーに嫌われました。しかし、その精度を示すには十分でした。実況アナはJで1試合に2つのFKを決めた日本人は初めてと言っておりましたが、本当に快挙です!
 それにしても、杜の都、仙台スタジアムに凱旋したノリヲ様がまさか負傷退場するとは・・・。いよいよGKがひとりになってしまったですが、古田は先の福岡戦や仙台戦で頼もしいところを十分に見せてくれていたので心配はないです。今回は背後から仙台サポの圧倒的なプレッシャーを受けたのが影響したのでしょう。 
 J1昇格を目標としてもう後がない仙台、JFLから昇格したヴォルティスにホームでやっと引き分けているようでは、例え楽天的なサポーターであったとしても怒ることは良くわかります。しかし、その前にピッチの内外で、Fair Playであってほしいものです。


第28節(2005.08.27) 徳島ヴォルティス 2−0 アビスパ福岡 (鳴門/4,062人)

 Pocari 対 Aqueriousとか、Nescafe 対 Georgiaとか、或いはアース対蜂対決とか、いつも煽られる福岡戦です。前回(第20節)対戦した時は、連敗でクビ寸前であった松田監督、ヴォルティスに勝って以来6連勝中だったんですね(6勝2分け)。こちらもホーム連勝中で注目のゲームとなりましたが、2−0で完封してしまいました。シュート数が6対17で、決してねじ伏せた勝利ではありませんが・・・。
 田中監督、J参戦1年目のクラブが、ホーム3連勝なんかやってしまって“いいんですか?”
第3クールはこれで3勝2分け1敗。第3クールだけをとれば甲府の4勝1分け1敗に次いで福岡と並んで2位になります。J参戦1年目のクラブがこんなに勝って“いいんですか?”
 ついついカビラ風になったりしますが、いやいや、ヴォルティス凄すぎ、片岡凄すぎ!
第2クールの博多での二アサイドに決めたFKも素晴らしかったですが、片岡、今回はファーとニアに決め分けて、ひとりで福岡を沈めてしまいました。すっかり、福岡キラーとなって、里帰りした時に無事迎えてくれるのか心配になってきました・・・。
 ヴォルティスは今回も“早い動き出しと玉際の激しさ”が、ディフェンスで徹底されました。小峯を警告累積で欠きましたが、心配どころか12試合ぶりの完封劇。このところ、9試合で6点を決めていると言う田中にも仕事をさせませんでした。
 それにしても、追加点が奪えないとか、後半開始早々に失点するとか、セットプレーから点が取れないとか、カードを残してしまうとか、リードしている時の逃げ込み方が甘いとか課題は山積みでしたが、このところ、課題がすべて修正できているのが素晴らしいです。交代時の3人など、ピッチの外に出るのがゆっくり過ぎて、警告を貰わないかこちらが冷や汗をかく程でしたし、ロスタイムも明確な意識が伝わってきました。
 あとは、2点のビハインドで前がかりに来た福岡を、カウンターでさらに突き放したかった。これも惜しいところまで来ていたので、それを果たせなかったのが悔しかった・・・。
 なお、冨士君が高い位置で中村北斗とマッチアップする場面を期待していたのですが、冨士君は7番の対応に追われてしまいました。北斗の上がりは片岡がチェックする図式になってしまいましたが、次にはパワー溢れるドリブルで北斗を翻弄してほしいものです。
片岡1点目のFK! 片岡2点目のFK!
冨士君と北斗の対決は両者速過ぎて・・・ いつも2人。通訳ではありません
OBRI の応援歌をもかき消した徳島サポ 片岡 “最高!”連発のお立ち台


第27節(2005.08.20) 徳島ヴォルティス 2−1 サガン鳥栖 (鳴門/3,596人)

 初めての逆転劇は見事でした。もっと多くの人に生で見てほしかった・・・。
 まず、この試合で最も注目されたのが、トップとトップ下を誰に?というところでしたが、2トップに羽地と伊藤を、そしてトップ下に片岡を起用してきました。そもそも伊藤はトップ的トップ下?ですから、この選択肢は正解でした。片岡がトップ下から、左サイドは勿論、右サイドまでポジションチェンジする等、この3人は本当にいろんな三角形を築いて魅せてくれました。
 小峯が良かった。鳥栖攻撃陣の1stタッチに積極的に飛び込んで芽を摘んでいました。監督の言う“早い動き出しと玉際の激しさ”を忠実にこなしていました。立ち上がりに意識しているというロングボールも湘南戦以降、結果がはっきり出ています。
 次に羽地、積極的にゴールに向かう姿勢が伝わってきました。鳥栖守備陣に厳しくマークされた中での2得点は立派。特に、小峯のFKを胸で落として得意の左足で強烈にゴール右隅に突き刺した2点目は、これぞストライカーというパーフォマンスでした。前半にクロスバーをたたいたシュートが悔やまれます・・・。 
 それから冨士君、前半は鳥栖のサイドバック(29番)の対応に、高い位置でのプレーが制限されてしまいましたが、後半はメインスタンド前を縦横無尽に駆け抜けてくれました。惜しいシュートもあって、今後益々期待できそうですが、負傷退場後のアイシングが痛々しくて心配です。
 私的には、サイドチェンジを絡めた早いパス回しとロングボールのバランスが良かったこと、逆転後も3枚のカードを使い切ってロスタイムの対応も良かったこと等、満足しています。次の福岡戦が楽しみです。
注目された新布陣 小峯との掛け合いもあった松本さん
“祐樹、祐樹!”とコールが変わっていた冨士君アーリークロスと縦への突破
鳥栖の応援歌をかき消した徳島サポ ホーム連勝、連続のお立ち台!


第26節(2005.08.13) 京都パープルサンガ 2−0 徳島ヴォルティス(西京極/6,771人)

 すべてにおいて相手が一枚も二枚も上だったとの監督談話や、起点の秋葉が執拗なマークを受け機能がストップしたとか、クロスを山のように放り込まれたとの報道で落ち込んでいたのですが、1日遅れのスカパーを見た限り心配することでもなかったです。
 さすがに京都は鳴門での第2クールの修正をしっかりしてきました。秋葉と言わずこちらの最終ラインからチェックを始め、最終ラインから楔のロングボールを受ける羽地へのチェックも厳しかったです。
 ただ、秋葉の機能がストップしたかと言えばそれは?でしたし、山のように放り込まれたクロスと言っても殆どがアーリークロスで、身長に勝る松田や田原に合わせるだけでした。3回戦ったけれど、どうしてこの京都が独走状態なのか、こんな攻撃で本当にJ1で闘えるのかお節介したくなります。ヴォルティスはもっと華麗なパス回しが出来るし、意外性のあるダイレクトパスも出来ます(ただ、美尾や田原のように背中にセミを停まらせたままのプレーはマネ出来ませんが・・・)。今回も羽地や片岡のシュートが枠に飛んでいれば勝点を取っていた可能性だってありました。
 ということで、スコア的には完敗かもしれませんが、秋葉が取られたPKは不運だったし、シュート数も17対11だったということから、決して落ち込むことなく次節のホーム鳥栖戦に望んでほしいです。
 なお、後半21分に投入された冨士君はヘディングシュートと左足の強烈なシュートが惜しかったです。縦への突破にしても、本来、こんなものではないのですが、それでも解説の浅野さんからは“ボールの受け方は良いし、仕掛けも非常に面白い。チャンスも作って、相手DFは応対が嫌でしょう”と盛んに誉められてしまいました。


第25節(2005.08.06) 徳島ヴォルティス 3−1 湘南ベルマーレ (鳴門/7,621人)

 徳島市民無料招待日、しかも競技場の収容人数をオーバーする恐れが出てきたため、整理券の締切日を繰り上げたということで、2万人近い入場者数を期待しておりましたが、見事に裏切られてしまいました。しかし、ゴール裏があれだけ埋まるだけでも、それもゴール裏から人が埋まっていくと、それなりの雰囲気が作り出されて良かったです。これからも「・・・市町村の日」として、他の市町村に対象を広げて続けていってほしいものです。
 この雰囲気が後押しして待望のホーム3勝目、水戸を抜いて9位に上がりました。内容的には湘南に中盤を支配され気味だったという印象で、最終ラインの小峯からのロングフィードが目立ちました。裏を取るのが巧い小山に合わせた作戦なのかと思ってしまいましたが、試合後の田中監督の話では、立ち上がりの失点への対応で、はっきりしたプレーを心掛ける意図だったようです。
 ロングボールを受ける羽地はバリシッチの高さに苦しめられて、楔を思うように展開できなかったですね。小山もDFの裏に抜け出せないし、片岡のサイド攻撃もスペースを消されて苦しかった。
 それでも筒井のスルーパスから羽地が抜け出して先制点を決め、直後に失点を喫してしまいましたが、後半開始直後は無事に乗り切り(逆にこの時間帯に追加点を奪い)、終了間際には3枚目のカードも使い、そして3戦連続のCKからの得点と幾つかの課題が修正されていました。
 大島の長期離脱で代役出場した小山まで負傷退場してしまって本当に困ったものですが、早い回復を祈りたいものです。なお、ピッチの芝については補修された形跡がなかったことから、この暑さによるティフトンの旺盛な繁殖力に期待して回復を待つようです。 
賑わいのホームゴール裏 徳島市長、Dreamからの花束贈呈
製薬会社対決はこれで互角! ホーム3勝は全てテレビ徳島!
徳島マリンピアライオンズクラブのポスター


第24節(2005.08.02) 水戸ホーリーホック 1−1 徳島ヴォルティス (笠松/2,213人)

 勝点差3で9位の水戸との直接対決はまたしても引分け、これで4試合連続です。それも前半6分に大島が2試合連続でCKを決めたあとの後半開始早々1分の失点でした。
スカパー解説者の永井洋一氏が盛んにデータを紹介していました:
  ・45分から59分の間の失点が12点/総失点36点
  ・75分から90分の間の得点は10点/総得点29点
 内容は今節も悪くはなかったです。楔のパスが収まると安定して攻撃が仕掛けられます。シュート数は14本、決定力不足は結局、日本サッカー界全体の問題でもあってというのが永井氏のコメントにもありました。
確かに、羽地の決めきれない惜しいシュートがこの試合だけでも結構ありましたが、羽地がことごとく決めていれば、それこそ代表に呼ばれていますよね。
 この試合でもゴールを決めた大島の長期離脱は痛いです。12月の最終戦まで戦い抜けるのか、開幕当初に危惧していたことが現実になってきています・・・。


第23節(2005.07.30) 徳島ヴォルティス 1−1 コンサドーレ札幌 (鳴門/4,012人)

 ちょっと夏休みをとったからといって宿題が簡単に解決するはずもないですが、お決まりの後半早々の失点、それも相手の素早いFKに集中できていなかったのは残念でした。
 内容は悪くはなかったですね。3位の札幌を相手に6:4ぐらいでボールを支配して攻めていたのではないでしょうか。シュート数も圧倒していました。出場停止の伊藤の代わりにトップ下に起用された片岡はキレキレでした。サイドは右に金、左に大場でしたが、本来ともに右サイドのこの2人は片岡も含めてもっとポジションチェンジして撹乱してほしかったです。それと、速いパス回しを活かせるためにも、もっとロングボールを使ってもよかったのではという感じでした(相手DFを混乱させる意味で)。課題のひとつであったセットプレーは結果を出してくれました。時間が少なくなっていく中、大島がよく決めてくれました。
 それにしても、北海道から毎回、クラブの遠征にあんなに多く帯同してくる札幌のサポータは凄いです。バックスタンドに加えてメインスタンドにも一団がいました・・・。
 それと、ホームのピッチについて触れざるを得ません。クラブが初めてのJ参戦、ホームスタジアムも初めてのオーバーシード、そして初めての冬芝から夏芝へのトランジション。2週間前の仙台戦の時は全然問題なくうまくいったと思っていましたが(まだ冬芝が残っていたのですね)、ちょっと醜い状態になっていました。ティフトン特有の緑が広がっている中、あの褐色の部分はいけません。さすがにプロの業をもってしても、トランジションを上手くいかせるのは難しいようですが、9月中旬の冬芝播種までにどう立て直していくのか注目したいです。
 なお、後半35分に登場した冨士君は、積極的に縦への突破を試み存在感を示してくれましたが、もっと時間を与えてほしいところです。
遠来の札幌サポーター トランジションは厳しい状況で
早く補修してほしい・・・ 徳島文理大学連の阿波踊り


第22節(2005.07.16) モンテディオ山形 2−2 徳島ヴォルティス (山形/5,084人)

 第1クールの鳴門では、“久しぶりヴォルティス”の横断幕からエールの交換と、極めて友好的な山形戦でしたが、今回も、開始早々のこちらの最終ラインのボール回しの度にブーイングを頂き、これはもう最高の歓迎でした。アウェイのクラブには、やはりブーイングが最高の歓迎ですね、相手の存在感を認めるという意味で。まあ、アウェイクラブを拍手で迎える徳島の場合は、J元年であるし、のどかさが売りにもなっていて、結果的にアウェイのイレブン、サポーターを戸惑わせていいのかもしれません。
 試合のほうは、またまたドローでしたが、逆転されても追いつくところを見せて貰ったのはよかったです。先制しても、追いつかれて逆転されるところは相変わらずといったところで、途中までは、仙台戦のビデオを見ているかのようでした。しかし、前後半開始早々の失点をこれだけ指摘されると、後半の立ち上がりは守りに入ったように見えましたが、どうでしょうか。J2では、リードしたら、守りに入ってカウンターで追加点を狙うのが常識のように思っていましたが、ヴォルティスも中途半端にならないように、明確にする必要があると思います。(試合後の田中監督の談話では後半も最初から追加点を取りに行ったのですね・・・)
 小林は、本当にいいところで会心のゴールを決めてくれましたね。このところ、小山、大島、そして小林と、FWはチャンスを与えられたらみんな良い仕事が出来ています。MFもDFも、FWにあやかってほしいですが、クラブ全体で常に競争意識をもって良いサイクルを回してほしいものです。その意味でも、後半戦はいきなり好調の伊藤を欠きますので、誰か、伊藤に代わるヒーローの出現を待ちたいものです。
 お昼の札幌・京都戦、首位を独走する京都にして、1点リードのロスタイム3分間の3分目にパウリーニョを交代させました(3枚目のカードでした)。そのパウリーニョにして、余りにもゆっくりと退いたがためにイエローカードを貰ってしまいました。つまらないイエローカードではありますが、勝点3を絶対に死守するために、京都にしてここまで徹底していることを、改めて思い知らされました。引分けの数では単独トップの徳島ヴォルティスが、勝点1を3に変えていくためにいろんなところの甘さをチェックして修正していく必要があると思います。それでも相変わらず、あくまでも攻撃は最大の防御と考え、リードしているロスタイムにまで攻め込むのでしょうか・・・。


第21節(2005.07.13) 徳島ヴォルティス 3−3 ベガルタ仙台 (鳴門/3,028人)

 平日のナイトゲームにもかかわらず、あんなに沢山のベガルタサポに来て頂くと、弘法大師の時代から、お接待の文化が根付く徳島のJクラブとしてはどうしても勝つわけにはいきませんよね・・・。
 そんな気持ちは毛頭ないのですが、今夜も詰めが甘い甘いヴォルティスでした。
 前半終了間際の43分に大島のドライブシュートで先制して、今夜こそ後半の立ち上がりは慎重に入ってくれよと思っていた矢先の48分、DFは揃っていたけど、後方からのロングボールに対応できず抜け出されて同点。そして、その10分後(58分)には逆転され、今度はその2分後に伊藤の見事なボレーシュートで追いつき、さらに82分にはまたしても伊藤がゴールを決めて再逆転!これで、勝点3ゲットとすっかりその気になっていたのですが、ま、まさかのロスタイムに追いつかれてしまっては、負けに等しいドローでした・・・。
 田中監督に一言言いたいです。またカードを1枚残しましたよね。サドンデスの延長に突入するのなら話は別ですが、ロスタイム(しかも4分も)に入って少しでも時間を稼ぎたいのにカードを残すのは信じられません。連戦の影響か、今日はみんな動きが悪かったのに、交代が遅すぎます。1枚目(なんと86分)の谷池もピッチの中からの申告でしたよね。2枚目はロスタイムに入る直前89分の鎌チャン、そしてロスタイムにもうひとり投入してほしかった・・・。
 あと、タイムアップでピッチに倒れこんでいたのはベガルタの選手ばかりでしたね。ヴォルティスのイレブンにも倒れこむまでファイトしてほしかったです。
笹かまぼこを頂いたせいではないですが、 またしてもアウェイサポが圧倒的・・・
打ち上げ花火はあっという間で撮影に失敗 伊藤に代わって鎌チャン登場!


第20節(2005.07.09) アビスパ福岡 3−1 徳島ヴォルティス (博多の森)

 活発化した梅雨前線の影響で九州各地は大雨に見舞われたとのニュースに、試合への影響を心配していたのですが、博多の森に殆ど雨は降らず、まずはよかったです。しかしながら、ヴォルティス守備陣は福岡の攻撃、シュートの雨に耐え切れず地滑り状態になってしまいました・・・。
 京都に負けて以来引分けを挟んで3連敗中の福岡とあって、攻撃陣が好調なヴォルティスには大きな期待をしていたのですが、見事に裏切られてしまいました。羽地、小山、伊藤は殆ど画面に出て来なかったですね。まず、ボランチが攻撃の起点になれなかった。楔のパスは入らないし、入ってもすぐ奪われてしまう。サイドチェンジをも許してくれないから、サイドはスペースが見出せずどんずまり。相手のプレッシングがそんなに厳しいとも思いませんでしたが、パスミスやトラップミスが多く、自滅といったところでしょうか。久しぶりのFKでの得点(片岡)と、ノリヲ様負傷退場のあとにJデビューを無難に乗り切った古田以外に収穫を見出せなかったです。
 今季J1昇格がノルマの松田・福岡にとっては踏みとどまることが出来て、“3年も我慢した。もう限界”の横断幕を出していたサポーターともども良かったですね。                                 あと、“捨てんばい、クリーン(Stand by clean)”の広告ボードにも笑ってしまいました。


第19節(2005.07.02) 徳島ヴォルティス −1 ザスパ草津 (鳴門/3,008人)

 素晴らしい小山の決勝ゴールでした。後半25分、流れの中から振り抜いた左足のシュートは、ヴォルティスサポも初めて見る2年越しの初ゴール。誰がどうやってつないで、ああいうふうになったのか複雑すぎて分からない(リプレイがあれば感動も2倍、3倍なのに・・・)。まあ、とにかく、今季最高のスーパーゴールが決勝弾になりました。先制して、追いつかれるのは何度も経験したパターンだっただけに、追いつかれて初めて突き放した小山のシュートは本当に見事でした。
 小山が羽地と2トップを組むようになってから、攻撃はバリエーションが増えましたね。特に、小山が相手DFの裏を取る動きをすることによって、羽地にもいい環境ができています。DFは楔のパスに簡単に飛び込めなくなり(羽地自身楔からシュートに持ち込んでいましたよね)、DFの裏を取る動きをすることによって、相手DFは対応が難しくなっています。
 小山が生き生きと動くことによって羽地も幅広く動ける。私は、この試合のMOMに羽地を推しますが、秋葉に加えて、ボールの収まりどころがセンターラインに出来て、逆にサイド攻撃も生きてくる。
 ヴォルティスと戦う相手は、これまでは中盤での早いパス回しとサイド攻撃を注意すればよかったのですが、ここへきて最終ラインからロングボールが楔に入るし、スルーパスも出る。最終ラインからサイドへ、或いは、ボランチを経由してサイドやトップ、トップ下にパスが供給され、相手は押さえどころに困ってしまいます。上手く行き出すとコンビネーションも良くなってきて、ダイレクトパスやスペースへのパスが通り、これからの戦いが本当に楽しみです。
 雨の影響で観客数は今季最少になってしまいましたが、雷を恐れず参戦したサポーターには堪えられない一戦となりました。
日亜さん、電光掲示板を大型LED映像装置にして徳島県民にリプレイをお願いします・・・


●第18節(2005.06.25) サガン鳥栖 1−1 徳島ヴォルティス (鳥栖/11,631人)

 鳥栖の特徴は、高い位置からのチェックとボールを奪ってからの早い攻撃とは聞いていましたが、前半早々から、こちらの最終ラインのボール回しにまでプレッシングしてくるのには(それもペナエリア)正直驚きました。ヴォルティスが京都戦で魅せた最終ラインのボール回しから、縦パス1本でDFの裏をとる攻撃への対策だったのか、いつもこういうやり方なのかは知りませんが・・・。
 しかし、さすがに若いイレブンをもってしても、この時期のナイトゲームで最後まで動き回ることはできなかったですね。途中でバテてくれて本当に助かりました(大塚製薬さんの工場が佐賀にあるとはいえ、彼らに、ポカリやエネルゲンを与えてはならないです)。
 ヴォルティスは
足元へのパスではなく、スペースを使ったパス、或いはワンタッチプレーが出ている時は得点への期待が膨らみますね。これをフルタイムとは言いませんが、少しでも長く続けてほしいです。
 それにしてもスカパーさん、毎試合の生放送は難しいとしても、せめてその日の間に録画放送をしてほしいです。丸1日も後って言うのは興ざめも甚だしいです。それに、羽地でも豆粒みたいに映ってしまうカメラワークも改善してほしいものです。
 あと、鳥栖の平均入場者数が8、000人を超えているんですね。スカパーで見た“みちのくダービー”も緩衝地帯を設けるほどの19、418人(山形)で、J2がもうすっかり生活の一部になっている。徳島の平均入場者数は10位で、後は水戸と草津。入場者数と戦績はすごく関連しているので、徳島は頑張らないといけないですね・・・



“キリンビール徳島支社は、徳島ヴォルティスを応援します”

 常々、世界と闘うサッカー日本代表を応援してくれるキリンビールさん、並びにその“Passion”には敬意を表していましたが、今度は徳島支社が我等が徳島ヴォルティスを応援してくれています。近所の酒屋さんでこのポスターを見かけ、どうしても欲しくて徳島支社さんに電話したところ、早速次の日には郵送してくれ、その対応はまさに“うれしいを、つぎつぎと”といったところでした。
 3枚セットのポスターは、どれもキャッチコピーが素晴らしい。ヴォルティス版には、“がんばれ!ヴォルティス”、そして、“キリンビール徳島支社
は徳島ヴォルティスを応援します”と泣かせるフレーズ!“キリンは徳島を応援します”もジ〜ンとくるし、右の“やっぱりビールはキリンでないで!?”は徳島人以外が見たら全く誤解してしまう“あるでないで!?”調で、もう最高のフレーズです。キャラクターに阿波尾鶏を起用し、地域密着はヴォルティスとの共通点、私はもうキリン以外のビールは飲みません!

   “ジェイの夢スタジアム”は、徳島ヴォルティスを応援してくれるキリンビール徳島支社を応援します。


練習試合(2005.06.19) 

 京都に惜敗して一夜明け、今日の相手は立命館大学。京都のチームにはしっかりとお返しして貰いたいと意気込んでいたのは私だけだったのでしょうか。ヴォルティスは練習生・谷奥・冨士君の最終ライン、中盤は松浦・原田・鎌チャン・金、そして大島が復帰して小林との2トップ。敵に“31番”もいなくて(“32番”がいてドキッとしましたが)、楽勝間違いなしと思っていたのでした・・・。まあ、前半は大島がゴールを決めてくれて2-1、後半もこんなもんかと油断していた訳でもないのですが、大島対古田の1対1が始まったので、席を移動してこちらに集中。それはそれで、大島の力量をたっぷり見せて貰いましたが(本当は魅せて貰いたかったんですが)、なんかゴールのホイッスルが鳴りまくり。しかも、その度に見るボールの位置はヴォルティスゴールばかり・・・。見ていられなくなり途中で席を立ち、いやその間にもまたゴールのホイッスル。信じられない気持ちで退散しましたが、しばらくは京都のチームとはやりたくないです・・・。



第17節(2005.06.18) 徳島ヴォルティス 1−2 京都パープルサンガ (鳴門/4,615人)

 あっという間の逆転劇でした。前半早々4分の羽地のゴールを、後半早々の47分に田原にお返しされ、その5分後にはまたしても田原にループで逆転ゴールを許してしまいました。第1クールでの決勝点と言い、今日の2点と言い徳島戦のすべてのゴールを田原に決められたことになります。代表の大黒と同じく、関西の“31番”は要注意です・・・。
 それにしても、前半の京都は面白いようにヴォルティスのオフサイドトラップにかかりました。逆にヴォルティスは中盤を省略して、縦パス一本で何度か決定的な場面を作りました。羽地も小山も裏を取るプレーは良かったのですが、決め切れず、これが結局敗因になったと思います。
 あと、田中監督にはもっと積極的な采配をお願いしたかったですね。前半はついつい後退する最終ラインの押上げを指示し、コンパクトな布陣でオフサイドトラップを多用してうまくいっていたのですが、最後はカウンターを恐れず全員で攻めてほしかった。この時期のデーゲーム、しかも1点のビハインドでカードを残すのもあり得ない・・・。
 それから、京都にとって一番近いアウェーとあって、多数の京都サポがゴール裏、バックスタンド、そしてメインスタンドに詰め掛けました。さすがに西京極での迫力はありませんでしたが、それでも京都サポの応援歌は、awa soulの応援歌をかき消し、メインスタンドのヴォルティスサポの手拍子は今季初めて分断されてしまいました。というより乗りの良い京都の応援歌に合わせてメガホンをたたいた徳島サポもいたような・・・
今節の相手は首位をひた走る京都 応援は圧倒的だった・・・
走れ!ダイナモ鎌田祥平 エールをくれたインディゴソックス


●第16節(2005.06.11) コンサドーレ札幌 0−0 徳島ヴォルティス (札幌ドーム/12,675人)

 結果を知って見るスカパー程つまらないものはないです。しかし、まずは我等が徳島ヴォルティスを、12,000人を超えるドームに迎えてくれた札幌に感謝、感謝!!(この時期の札幌ドームというと、ついつい想い出してしまうのですが、徳島空港から飛び立ったイングランド代表が、因縁のアルゼンチンをべッカムのPKで下したのが6月7日。あれからもう3年も経ってしまったのですね)。
ということで、札幌ドームを、しかも大観衆を見た途端に勝つことなど考えてはいけないと思ってしまいましたが、録画放送とあっては・・・。
 ノリヲ様のスーパープレイもあって今季初めてのスコアレスドロー、内容は決して悪くなかったです。後半30分には富士君が登場し、片岡との左サイド2プラトン攻撃への期待が早速膨らみましたが、これはちょっと時間が短すぎました。



練習試合(2005.06.05) 

 ホーム初勝利から2日目、三洋洲本との練習試合です。4バックシステムで、最終ラインは練習生・谷奥・大森・冨士君、中盤は松浦・原田・鎌チャン・片岡、そして練習生と小林の2トップという豪華メンバーでした。原田と鎌チャンの中盤、片岡と冨士君が交互に攻撃を繰り返す左サイド、そして右サイドを突破する松浦、早くリーグ戦で見てみたいシーンが盛り沢山でした。こういう試合が間近で、しかも無料で見れるんですから練習試合は堪えられないです。

包帯姿が痛々しい片岡と冨士君 水戸戦ベストイレブンの鎌チャン


第15節(2005.06.03) 徳島ヴォルティス 2−0 横浜FC (鳴門/4,589人) 

 祝 ホーム初勝利! 祝 冨士君J初ゴール! おまけで 祝 ZICOジャパンドイツ行き王手!
 6月3日はムーミンの日だそうですが、徳島県民にとってはヴォルティスがホーム初勝利を果たした日、しかも冨士君が止めを刺してくれて、そしてZICOジャパンがバーレーンの野望を見事砕いてくれた日として歴史的記念日となりました。おっと、忘れてはいけない。今年の徳島流行語大賞(そんなもんあったかいな?)間違いなしの“今日こそホーム初勝利!”のフレーズを封印した日としても・・・
 同勝点の横浜FCを迎えたわけですが、勝ってくださいと言わんばかりのお膳立てでした。前半8分に筒井の右サイドからの大きなクロスを大場が頭で先制した後、13分にはジェフェルソンが、そして44分には重田がともに2枚目のイエローカードで退場。相手が2人も少なくなって、追加点は時間の問題。と思うところが、このところ攻守に噛み合わないヴォルティス。足元へのパスが多く、たまにスペースにボールが入っても、クロスの精度が悪かったり、精度の悪いシュートで一向に崩せない。コンビネーションも相変わらず悪くて、予測できるパスばかり。もっとダイレクトパスとか意外性のあるパスがないといくらパスが通ってもゴールは遠い。
 ストレスは溜まるは、時間は過ぎるはで追加点を諦めたロスタイム。なんと小山負傷で交代出場したばかりの冨士君がGKの弾いたボールを左足ボレー。ボールはゴールネット上に突き刺さり場内大歓声!これまでず〜っと決め切れなかったヴォルティスの追加点を冨士君が見事決めてくれました。昨年のJFLを含めて、初めての冨士君のゴール、目出度く試合終了後にはヒーローインタビューに呼ばれまてしまいました。
 鎌チャンも、負傷の秋葉に代わって登場するや十分に代役を果たしました。第13節でJ's Goalのベストイレブンに選ばれたのに、このところ先発出場できない悔しさを晴らしてくれました。新調の横断幕『走れ!ダイナモ鎌田祥平』御披露目のゲームがホーム初勝利になってこちらも目出度し目出度し!

200試合出場の伊藤に花束 今季2回目のナイトゲーム
後半39分に冨士君登場! ホーム初勝利を大歓声で称える
ヒーローインタビューを受ける冨士君 ようやく参戦してくれたすだち君!


第14節(2005.05.28) ヴァンフォーレ甲府 5−0 徳島ヴォルティス (小瀬/5,048人)

 連休の後、不覚にも風邪を引いていたのですが、ここへ来て体調悪く寝込んでしまいました。決して、ZICOジャパンやヴォルティスが不甲斐ないせいではないんです。よくよく考えると、いやゆる五月病っていうやつかもしれません。新入学生や新入社員がかかるあれです。鄙びたサラリーマンが今頃って?いやいや今年はフレッシュなJ2サポーターなんです。だって、症状は同じ。初めての舞台で緊張感を持って約2ヶ月、第1クールをまずまずの戦績で終え、ちょっと息を抜かなければ続かないです。何せ、J2は12月上旬まで続くんですから。軟弱サポーターの私でさえ、これですから選手たちの肉体的・精神的疲労の蓄積は並大抵ではないはずです。特に、ホーム初勝利はまだかまだかって、凄いプレッシャーでしたよね。そういうことで、甲府に0−5で惨敗したことで逆に吹っ切れて選手のほうは気分転換になったかも。5点取られたっていっても、実力差がそんなにあったわけでなくて、早々に先制されたので前がかりになったところをカウンターされただけで、そんなに心配することないです。それよりも密かに期待していた松浦が子ども扱いされたほうがショックでしたね。(練習場に通っている人は分かりますよね。あの松浦、私はマッツォーラと呼んでいますが若い人は分からない・・・、のスピードは捨てがたいですよね。田中監督、松浦を左サイドから右サイドによくコンバートしてくれました。近いうち必ずと思っていましたが、契約からJ2デビューまでこんなに速いとは。まあ、これに懲りず3-5-2の右サイドできちっと見てみたいです)。
 大敗も前向きに捕らえて新たな気分でまた上位を目指しましょう。J2通産200試合出場を達成した伊藤が言ってくれましたよね。ちょっとしたミスで上手くいってないのであって、コンビネーションを改善すればまだまだいけるって!6月3日はヴォルティスもZICOジャパンも勝利あるのみ!!!



第13節(2005.05.21) 徳島ヴォルティス 0−1 水戸ホーリーホック (鳴門/4,028人)

 あいにくの用事で、今季初めてホームゲームをビデオ参戦でした。第1クールは敵地で勝っていただけに今度こそホーム初勝利を確信していたのでショックが大きいです。守りを固め、カウンター戦法をとる水戸相手に早々の失点は相手の思う壺、1点の重みを思い知らされました。それにしても、足元へのパス回しと精度の悪いクロス、決めきれないシュートでは勝点3は遠いです・・・



第12節(2005.05.14) 湘南ベルマーレ 1−1 徳島ヴォルティス (平塚競技場/4,112人)

 前節に引き続いて先発した冨士君、やってくれました。今節は得点にも絡んで大活躍。ちなみに得点シーンは、冨士君の左サイドからのアーリークロスを大島がドンピシャヘッド。これを相手GKが弾いたところを金が押し込んで先制したもの。ドリブルでの勝負(フェイントは勿論、屈辱の股抜きもあった)、アーリークロス(ニアーもファーも、高いのも低いのも、そして後方からのロングパスをボレーでクロスしたのもあった)、そして強烈な左足シュートと先週以上に積極的に挑んでくれてもう最高!スカパーのアナウンサーと解説者も、左サイドは冨士が完全に制圧とか、冨士対策が必要だとか、大絶賛でした。後半中頃に業を煮やした上田ベルマーレが、冨士対策として佐野を投入してから、ちょっと厳しくなりましたが、それまではとにかく好プレーの連発でした。MOMどころか今節のベストイレブンも期待できる活躍に、片岡が帰ってきたら田中監督はさぞかし悩むでしょうね・・・。
 なお、不可解なPKでまたしてもドローとなり、順位も9位まで下げてしまいましたが、第1クールの湘南戦より内容は改善されていたので焦ることはないです。次のホームでの水戸戦はきっちり勝点3を頂きましょう。それと、今節のもうひとつの注目点はサブメンバーに原田が入ったことでした。次節は秋葉がイエローカード蓄積で欠場するので、待望の原田・鎌チャンのボランチをフルタイムで見たいところです。



第11節(2005.05.07) 徳島ヴォルティス 2−2 アビスパ福岡 (鳴門/4,124人)

 いよいよ第1クールも最終戦、首位京都を追走するアビスパ福岡をホームに迎えました。徳島にとっては、今度こそホームで初勝利をと願っていたのですが、先行しながらも逆転され、またしても終了間際に何とか追いついて2-2のドロー。
 2位の福岡相手に、今日こそホーム初勝利をという意気込みがプレーから十分伝わってきましたが、常にこうあってほしいものです。それにしても、いろいろな同点劇を魅せてもらいました。鳴門はオールドトラフォードの“Theatre of Dreams ”ならぬ“Theatre of Draws”といったところでしょうか・・・。
 これで、全クラブとの対戦を終了し、結果は2勝6分け3敗(得点15、失点15)の7位。初めてのJ2の舞台、しかも身の丈経営で選手の数も最低レベル、おまけに他クラブのようにカタカナの選手はいないこと等を考えると、この戦績は十分評価できるものです。引き続き、JFLの卒業生として、そして四国をも代表して闘ってほしいものです。
 なお、京都戦での好プレーから、冨士君が初めて先発メンバーとして起用されました。偶然にも今日は冨士君の誕生日、アーリークロスから左サイドを切り込んでのクロス、そして左足の強烈なシュートからヘディングシュート、フルタイムで好プレーを連発してくれました。特に、常に前向きの姿勢で堂々と勝負を挑んでくれたのが良かったです。



第10節(2005.05.03) 京都パープルサンガ 1−0 徳島ヴォルティス (西京極/11,727人)

 今季初めてのアウェイ参戦です。相手が無敗で首位を独走中の京都とあって、一方的に攻められることを心配していましたが、前半は一進一退。勿論、京都自慢の2トップのうちアレモンが出場停止中ではありましたが、現在得点王のパウリーニョにしてもこんなものかというのが率直な感想でした。
 西京極は真夏のような暑さ、徳島は後半にまたしても足が止まりかなり攻められました。75分には小林と冨士君を投入して、前節同様3トップで勝負をかけましたが、今節は逆に、82分に京都・田原にドンピシャのヘディングシュートを決められ、これが決勝点になってしまいました。
 この試合、徳島のシュートはわずか3本。ボールはキープしていてもシュートには至らないという図式で、ここはしっかり修正が必要です。後半途中に交代で登場した冨士君は盛んにクロスボールをゴール前に送り、コーナーキックも取れて良かったです。次はもっと長い時間で使ってほしいものです。
 なお、女房は通路で大杉漣に会えたと興奮しておりましたが、私は約30年前に西京極で観戦した日本の至宝”釜本”の引退試合(日本代表対1FCケルン)のことを懐かしく想いを巡らせておりました・・・

(懐かしの)西京極に 乗り込んだ徳島ヴォルティス
GWとあって、300人は下らない徳島サポが応援に詰め掛けました。京都は日本リーグ2部の旧友ではありますが、2002年度には天皇杯を制して、サポーターの数も多く羨ましい限りでした。応援歌もスタンダードなものが多く、こちらの体までついつい乗ってしまいそうになり困ってしまいました。徳島もオリジナルに加えて、スタンダードなものもぜひ取り入れてほしいものです。これは決してパクリではなく、世界中のスタジアムで広く歌われている“スタンダード”なのですから・・・
賑わいのアウェイゴール裏
おどり対決は鴨川をどりに凱歌が・・・ 京阪三条駅のディスプレイ


第9節(2005.04.30) 徳島ヴォルティス 1−1 コンサドーレ札幌 (鳴門/5,689人)

 またしてもドラマチックなヴォルティスでした。これが決勝点なら最高だったんですが、またまた引き分け!後半35分に先行を許し、後半ロスタイムもラストプレー。谷奥が最終ラインから前線へ大きなクロスボール、これがゴール左にいた大島の胸にぴたっと収まり、ボールが落ちたところを右ゴール隅に同点ゴール!敗戦を覚悟していたホームサポーターは総立ちで歓喜の渦の中でした。
 開幕戦でのゴール以来、ゴールがなくて全然だめだった大島。林なき攻撃陣で、周りとの連携がうまく行かずに心配していましたが、本当によく決めてくれました。田中監督もよく我慢したものだと思いますが、リードされてからは、伊藤の代わりにトップ下に入っていた片岡を下げて小林を投入、3トップで怒涛の攻撃を仕掛け、最後の最後で功を奏しました。
 それにしても、先週とは打って変わって、司令塔の伊藤が何処にいるのか存在感がまったくない試合でした。こうなると当然苦しい展開を余儀なくされてしまうのですが、心配していた大島が何とか最後に意地を見せてくれて、次への期待も膨らもうというものです。
 第1クール、残るは京都(西京極)と福岡(鳴門)。上位2チームとの連戦は厳しいものとなるのは明白ですが、ヴォルティスの特長であり欠点でもある相手に合わせてしまうところで、思いがけずどちらかには番狂わせも予想できますがどうなりますでしょうか・・・。

アウェイ芝生席は真っ赤! Mr.ピッチ四国初登場!


第8節(2005.04.23) 横浜FC 1−1 徳島ヴォルティス (三ツ沢/5,024人)

 またしても引き分け!それも3戦連続で先制しながら追いつかれ、Jで勝つのはこんなに難しかったんですね。しかし、8戦して2勝4分け2敗の5位、新参者がこの戦績で文句言ってはいけません。
 伊藤の持ち味が発揮された試合でした。得点も、城のパスをカットした秋葉から伊藤へ、そして伊藤から羽地へ。羽地は落ち着いて左ゴール隅に流し込むだけでよかったです。最終ラインやボランチからの楔を受け、サイドに、あるいはトップにと、これまでは3トップ気味に高い位置を取って本来のトップ下の役割は?という印象を持っていましたが、なぜ伊藤かというところがやっと理解できました。
 次節、ホームに迎えるのは札幌。このところ湘南、京都、福岡と上位勢にすべて引き分けと健闘しているだけにホーム初勝利は今度も簡単ではないはず・・・



第7節(2005.04.15) 徳島ヴォルティス 1−1 ヴァンフォーレ甲府 (鳴門/3,956人)

 ホーム初めてのナイトゲームは現在6位甲府との一戦。7位の徳島としては、ホーム初勝利で順位を上げたいところでしたが、またしても引き分け。後半早々に片岡のラッキーなゴールが決まり、今日こそはと期待しましたが、後半26分にオリベイラにCKをヘディングで決められてしまいました。アウェーで仙台と水戸に勝ったのがもう随分前のことのようで、JFLで築いてきた勝ち癖もこのところ影が薄いです・・・。
 前節と同じく、前半は相手がこちらの様子を見てきたので互角の戦いでしたが、後半攻めてこられると最終ラインが下がってしまい、中盤が間延びしてセカンドボールも取れなくなり、かなり好きなように攻められてしまいました。
 甲府の2トップに対しては、バレーに小峯が、小倉には谷池がマンマークにつき、谷奥は一人余ってラインコントロールという形でした。守護神ノリヲ様とあわせて殆どの攻撃をうまく乗り切っていただけにCKからの失点は残念でした(甲府のセットプレーは要注意だったんですね)。それから、甲府はなぜかグラウンダーのパスを多用してきました。バレーの長身を生かしてもっと空中戦を挑んできていたら、センターバックの石川を欠いていただけにもっと厳しい状況になっていたでしょうね。これは助かりました。
 結局、ホーム初勝利は次の札幌戦(4/30)まで待つことになりますが、産みの苦しみと言ったところでしょうか・・・。

初のナイトゲームは甲府戦 ボール君、ボールちゃんも登場
開幕直前に故障した冨士君、初めてリザーブのメンバーに入り、後半30分、ついにJデビューを果たしました。スピードに乗って左サイドを駆け抜け、コーナーキックを2本取るなど、流れを変えてくれました。
冨士君Jデビュー!


練習試合(2005.04.10)  

 徳島北高を相手に、昨日の控え組みが調整しました。谷奥・大森・挽地の3バックに、原田・27番のボランチ、大場・大輔・冨士君に、小林と28番のFWといった構成でした。大輔、原田が中盤にいるとゲームを作っている、パスを配給しているというのがよく判って落ち着くんですよね。個人的には2人を早くトップ下で起用してほしいと願っています(大島のためにも)。あのレジーナ相手でも十分通用したんですから。
 冨士君も怪我が治ったようで、左サイドからのアーリークロス、切り込んでからのクロス、さらには豪快な左足シュートと迫力十分でした。ノリヲ様の他にもまだまだ控え組みから新たなヒーローが出現する期待大です。

クロスの精度が上がれば 冨士君の左サイドは大きな武器!


第6節(2005.04.09) 徳島ヴォルティス 1−1 モンテディオ山形 (鳴門/4,086人)

 前節はJの洗礼ならぬ昇格同期の洗礼を受け、今節はいかに修正できるかが焦点でしたが、監督、さすがですね。山口・谷奥・筒井・大場・小林の変わりに、新しいメンバー高橋・小峰・鎌田・金・羽地を先発させました。チーム内に競争原理を持ち込んで立て直しを図り、早速、開始4分には羽地がDF3人をうまくかわして結果を出してくれました。
 前半は、最終ラインを上げ、中盤をコンパクトに、そして前線から激しくプレスしたのが効いて、山形はボールの出しどころが無かったです。ただ、34分には、売り出し中の右サイド佐々木の素早いクロスをチッコに決められてしまいましたが・・・。
 後半は山形が前がかりとなり、耐え切れずに中盤が間延びしてかなり攻められました。しかし、一方的とまではいかなくて、今日のヒーローGKノリヲ様が危なげなく守ってくれました。噂どおりのPKスパーセーブはさすがでしたね!
 正直、J1昇格に目標を置く山形が相手だったので、もっと攻め込まれることを覚悟していましたが、結果的に引き分けは悪くなかったです。ホーム初勝利は次の甲府戦に期待しましょう!
 あと、エールの交換を度々してくれた遠来の山形サポにも感激しましたが、こちらのメインスタンドも戦闘モードがすっかり定着し、心強い限りです。さらには、徳島にもプロスポーツが定着しつつあるのが実感でき、嬉しいことでした。

ホーム第3戦の相手は J1昇格を狙う山形
遠来の“さくらんぼ”山形サポ エールを有難う!


練習見学(2005.04.03) 

 時折雷を伴う雨のため今日の練習は中止かと思いましたが、いやいや控え組みを中心に激しいものでした。2対2、3対3にそれぞれGKがついてのミニゲームでは、みんな気合が入りすぎて、誰か怪我をしないかとヒヤヒヤしました。練習終了後にも自主的なシュート練習が雷雨の中で続けられましたが、控え組みの中から新たなヒーローの出現が待たれるところです。

激しいミニゲーム(2対2) 雷雨の中の大輔対ノリヲ様対決


第5節(2005.04.02) ザスパ草津 2−0 徳島ヴォルティス (群馬/2,561人)

 今季、J2に参入した同士の対戦は、まだ勝点がなく喘いでいた草津に凱歌が上がってしまいました。先週とは逆に2分間で2点取られてしまい、まあ、長いシーズン、こんなこともありますよね。
 それにしても・・・、“こんなスタですまん、J仮免中”と書かれた垂れ幕がありましたが、Jで枯れ芝のホームってありなんですねえ(Mr.ピッチ、どうなってんの?)。興味は最初から半減、またJFLに戻ってしまったのかと錯覚してしまいました。湯けむりの里から超スピードでJに参入した歪がこんなところにもあるんですね。
 敗因は、勝ちへの執念の差がすべてと思いますが、このところ失点が多いディフェンス、得意のパス回しができない中盤、シュートに持ち込めないフォワード、もう一度原点に戻って出直す必要があるのでは・・・



第4節(2005.03.26) 徳島ヴォルティス 2−2 サガン鳥栖 (鳴門/5,325人)

 ホーム開幕戦はゴール裏で参戦しましたが、終了間際に決勝ゴールを決められ惜敗。今日は、いやな負け方の流れを絶って?、JFL時代の常勝のメインスタンドに陣取りました。メインスタンドの雰囲気って、今年は全然違うんですね。試合開始前から、もう自然発生的に、awa soulに合せた手拍子が鳴りわたって・・・。
 このような状況でしたから、終了間際のわずか2分間に羽地、片岡のドラマチックな2ゴールが決まった時は本当に凄かったです。あとは“徳島!”“徳島!”のコールがほしいところですが、徳島が新潟に化ける可能性も十分感じ取れました。
 松本サガンはいいチームでした。守備陣は厚く、そしてしっかりと守ってきました。といってカウンター戦法をとるのではなく、攻撃時にはしっかりと押し上げ、パスの精度はヴォルティスを上回りました。きっと、選手もサポーターも勝利を確信していたんでしょうが(当然ですよね)、タイムアップの時には崩れ落ちて立ち上がれない鳥栖イレブンの姿がありました・・・。
 これでなんとかホーム初勝点!しかし、開幕戦で終了間際に喫した決勝ゴールのお返しができたわけではないので、次はきっちりと初勝利をお願いしたいものです。

応援ボードで迎えたサポーターは 惜しみない拍手でイレブンを称える!


練習見学(2005.03.21) 

 水戸に勝利を収め、イレブンが帰ってきました。休日とあって、約50名の熱心なサポーターが練習場に詰めかけました(どこのクラブも同じで若い女性が中心なんですねえ・・・)。練習は、水戸戦後の疲労を整えるレギュラー組と控え組に分かれたメニューでしたが、故障中の冨士君、筒井の復活が近いようで安心しました。J2で3戦戦って、十分戦えることが判ったので、あと心配なのはJ2で最も少ない陣容で長丁場が戦え切れるのかです。
 “阿波の大砲”林は11月復帰とのことで、すっかり落ち込んでいるのではと思いましたが、持ち前の明るさは相変わらずでホッとしました。いつも謙虚な鎌チャンにはこのまま自信を持ってプレーするようお願いしておきました。
 

大塚製薬グラウンド 冨士君の復帰も近い
ボンカレーもいいけどハヤシもね まだまだいけるよ!


第3節(2005.03.19) 水戸ホーリーホック 1−2 徳島ヴォルティス (笠松/2,576人)
            得点者:40’小林、77’オウンゴ−ル(徳島)
                 20’柿本、66’加藤、88’柿本(湘南)

 仙台、湘南ははっきり言って格上でした。今節、やっと同レベルのクラブが見つかりました。土地柄“粘り”を得意とする水戸ホーリーホック、前半こそ中盤を支配される場面がありましたが、トータルのボール支配率はイーブンではなかったでしょうか。ご当地出身・小林がゴールへの執念を見せてくれたのが印象的でした。



第2節(2005.03.12) 徳島ヴォルティス 2−3 湘南ベルマーレ (鳴門/8,226人)
                         得点者:40’小林、77’オウンゴ−ル(徳島)
                                                 20’柿本、66’加藤、88’柿本(湘南)
   またまた歴史に残るJホーム初戦、迎えたのは“元なでしこ”上田監督が率いる湘南ベルマーレ。ベルマーレのユニ背中とパンツに“Regain”の“三共”マークとなれば、“元気ハツラツぅ?”の“大塚製薬”さんのためにも絶対に負けられない戦いでありました。
 スタメンは仙台戦の後半のメンバー、前節の勢いをそのまま持ち込もうとしましたが、先行を許すこと2度、2度とも追いついて次は逆転と期待していたところ、終了間際にまさかの決勝点を奪われてしまいました(昨年までは、レジーナ戦とか、愛媛FC戦、横河武蔵FC戦も、終了間際の決勝点はいつもこちらの勝ちパターンだったのに・・・)。それにしても、柿本って一体何やつ?
 やはり、J2ではプレッシングが激しくて自慢の速いパス回しもサイド攻撃も苦しいです。ボールを収める所、落ち着かせる所が欲しいところです。(しかし、2度追いついたところは評価すべき!)
 先週は“アトランタの奇跡”ならぬ“仙台の奇跡”と表現してしまいましたが、今週は一転、“ドーハの悲劇”ならぬ“鳴門の悲劇”。これはちょっとオーバーとしても、こんな戦いがあと42週も続くとなれば心・体とも持ち堪えられないかも(娘はあまりの寒さに前半で戦線離脱)。まあ、チームもサポーターも一喜一憂しないで、J2の長期戦を楽しみ戦い抜きましょう!
長蛇の列も観客 8,226人 Jリーグシンポ以来の佐藤アナも
チャン、頼むぞ! 強風下で一時は吹雪でした・・・


第1節(2005.03.05) ベガルタ仙台 0−3 徳島ヴォルティス (仙台スタジアム/17,375人)
                得点者:25’大島、50’石川、84’大場(徳島)

 歴史に残るJ初戦!完全アウェーのベガルタ仙台相手に、田中ヴォルティス、本当によくやってくれました。
 真っ向勝負の3-5-2システムは、
大塚FCからのメンバー8名に、右サイドバックの小峯(柏より移籍)、右ボランチに秋葉(新潟より移籍)、そしてトップ下に伊藤(鳥栖より移籍)を起用。
 試合は開始からベガルタの激しいプレッシングを受け、自慢の中盤は機能しませんでしたが、25分に大島がセットプレーからベガルタGKのクリアミスを押し込んでJ初得点!50分には石川がやはりセットプレーからベガルタGKのミスで追加点。そして、84分には大場が右のアウトにかけたファインゴールを決めてくれました。
 結果的に、得点者はすべて旧メンバー、しかし、新メンバーがビルドアップし、うまく融合、渦巻いて、田中監督の思惑通りでした。攻撃時にはラインを押し上げ、守っては5バック、3ボランチ気味に引き、攻守の切り替えを忠実に行ったMFで、特に、攻守にメリハリをつけ統率した秋葉は頼もしい限りでした。
 そして何よりも、このメンバーでJ2が戦えると確信できたことが最大の収穫でした。

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