掘割峠
落合峠、大坂峠とならんで、徳島県内で峠ベスト3のひとつと思っている掘割峠ですが、意外にも2002年の初訪問以来、訪れたのは10回に満たないようです(2010年5月現在)。あの吉野川と善入寺島の風景をと写真を探したところ、何度も訪れてもっと沢山の写真を撮っていると思ったのに、意外といいのが見当たりません。自分が思っているほどは訪れていなかったようです。
上述のように川島側からはかなりの急坂で、部分的には20%近いところが何ヶ所かありました。ただ峠近くの後半は緩やかです。一方美郷側からは、それほど急な部分はなく標高差もあまりありません。いずれもソメイヨシノが道沿いに多く植えられています。サクラの季節もいいでしょうが、やはり新緑の頃の眺めが一番かと思います。条件がよければ、東方面には遠く眉山や淡路島も見ることができます。
山瀬駅近くから美郷へ抜ける県道245号線からは、掘割峠南側へ抜ける道があります。途中、徳島カートランドというサーキット場がありますが、それ以外は2軒ほどの民家を除いて何もないけど自転車にとっては走りやすい山道です。
また、川島から山川方面山麓中腹を走るチェリーラインと呼ばれる桜並木のある道もあります。どちらもスピードを出して走るには蛇行していて、ノンビリ走るのに適していると思います。
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河川敷ではイベント開催中゚ |

掘割峠にて、吉野川展望中 |

パッチワークの善入寺島 |

善入寺島全景と阿讃山脈 |
梨ノ木峠
梨ノ木峠は、鴨島と神山を結ぶ県道31号線の町境です。ここも吉野川側(鴨島側)から登ると、特に最初が急勾配です。その後少し緩やかになって、掘割峠同様、ソメイヨシノの並木が続きます(写真:下)。
一方、神山・阿川からの道。こちらも最初は勾配がやや急で、道は狭く鬱蒼とした杉林に覆われています。真夏でも少し暗く雨が降ったらいつまでも湿っていて滑りやすいです。おまけに道は荒れていて崖側にはガードレールもなし。下るのには、慎重になったほうが良さそうです。ただ、そこを過ぎると道は少し幅広く勾配も緩やかになって、走りやすくなります。広石辺りには廃屋(時期が合えばコブシが満開)があり、道から少し外れたところには銅山跡もあるようです。残念ながら、峠からの展望は全くありません。
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県道31号線・広野のコブシ |

梨ノ木峠・展望なし |

梨ノ木峠・鴨島側の桜並木 |

月野峠・美郷側、最後の集落 |
月野峠
月野峠は、美郷・東山と神山・焼山寺方面をつなぐ道です。何度か訪れた中で、今回(2010年4月)初めて美郷側から登りました。最初は緩やかですが、途中から急になって中谷集落付近からが最も急で、15%程度までの坂が多いように思われました。焼山寺側から登っても、意外と勾配があります。いずれもほとんどクルマが通らないので、勾配がきついことを除けば、快適に走れます。ただし、ここも峠周辺の展望はありません。
下記・柳水庵付近から写真右上の集落に向っても細い道があります(確か地道だった記憶)。また、峠少し北側からほぼ稜線北側を、倉羅峠まで通じる道(月野倉羅林道)もあります。これも地道です。
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美郷・高開の石積み |

倉羅峠手前から川島方面 |

美郷〜倉羅峠への道 |

林道・焼山寺名ヶ平線 |
倉羅峠
さて、最後は倉羅峠です。酷道、これでも国道?とよく言われる193号線。この南に続く土須峠、霧越峠と並んで、倉羅峠前後も道路状況はお世辞にも国道とは思えませんが、それ故?交通量が少なくて自転車乗りには、楽しめる道であるかと思います。ただし、少々勾配がきついことを除けば。
美郷側からだと、三ツ木への分岐を過ぎた辺りから急勾配となります。登りに向って左手には旧道がありますが、こちらも急勾配。九十九折れになる(写真:上)最後の集落後もきつい登りは続き、個人的には16%の表示がある神山側よりこちらから登るほうが、精神的負担が大きいと思っています。
県道250号線・三ツ木宮倉線分岐部の少し手前には、高開地区という石積みの段々畑で有名なところがあります。個人が管理されている春のシバザクラも美しいそうです(未訪)。
峠付近は全く展望が望めません。美郷側・神山側ともに、少し下ったところに少しばかり展望が広がるところがあります。
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倉羅峠から、三ツ木方面への林道 |

柳水庵の切り通し |

柳水庵&梨ノ木峠への分岐、神山・阿川の梅林 |
おまけ
林道・焼山寺名ヶ平線は、倉羅峠から少し南へ下ったところから四国霊場十二番・焼山寺を結んでいます。焼山寺手前からは月野峠南側下方へ通じる道も分岐しています。林道とは名ばかりの全線舗装。ほとんど交通量がないので走るのには持ってこいですが、路面状況は良好とは言い難いです。途中、少し標高を稼ぎますが、展望はあまりありません。周囲の雑木林も紅葉はあるものの、目を奪われるほどのものではありません。
倉羅峠・北側手前からは、県道250号線・三ツ木宮倉線方面に向う林道があります。北側斜面をほぼトラバースするような形で道が続いているので、さほど上り下りはありませんが、北側斜面だけに冬季は写真:上のように凍結していることも多いようです。また、展望はほとんどありません。この周辺は、枝道が沢山あるようです。その辺りの情報は、平キンちゃんが詳しいと思います。
県道250号線・三ツ木宮倉線を越えて、さらに高越山方面に道が伸びています。こちらも分岐多く、一部コンクリート舗装もありますが、地道も多いです。ロードではちょっと厳しいかも。
県道250号線・三ツ木宮倉線。美郷から穴吹川方面に向うこの道は、舗装はしているものの、かなり荒れています。数回美郷側から走っていますが、行く度に荒れ具合が悪化しています。
柳水庵は、神山・阿川と美郷・東山を結ぶ道の峠にあります。峠の名前は?地元の自転車乗りはみんなこの道を柳水庵と呼んでいます。ここも交通量が少なく、適度な登りで練習にはいいかもしれませんが、阿川側の斜面にある集落付近はちょっと雰囲気があるものの、それ以外は展望もなくさほど楽しい道ではありません。
以上のように、美郷を中心として、吉野川方面や神山・穴吹方面にいくつかの道があって、これらと結ぶと結構アップダウンのあるコース設定ができます。
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