1〜5才までの歯磨き指導2 60

歯磨きの必要性---お口の中には沢山のバイキンが住んでいます。そのバイキンは歯の表面に住みついてお口の中に入る食べ物を栄養源として生活している。そのバイキンの出す排泄物が歯垢である。それは酸性であり歯を溶かすのです。だから歯磨きをしてばい菌を落とすのです。薬剤(歯磨き粉等)を利用した方法は機械的な清掃が出来なければ何の意味もないのでここでは言及しないし実に原始的な歯磨きをして汚れを落とすことが重要なことだと思います。

歯磨きの方法

保護者が磨く前歯は横磨きで良いと思います。柔らかく何回も丁寧に磨きましょう。

下顎の舌側は唾液腺がありますから歯石が付きやすいので特に丁寧に磨きましょう

外側も内側も時間を掛けて丁寧に磨きましょう。内側(舌側)は奥まで丁寧に磨きましょう

乳歯列の歯磨きの方法---前歯だけしか生えていないときには歯ブラシは小さなもので結構ですから3分間ぐらいあまり力を入れないで柔らかく磨いてください。20本生えそろうとその年齢に応じた大きさの歯ブラシを選択していただいて磨いてください。

乳歯の形は丸く横長の歯が多いので簡単な横磨きで良いと思います。小さな円を描くように磨いていただいても良いと思います。

歯磨き粉を使用すると泡が立ちすぎて磨いている場所が分からなくなるし歯の質が薄い乳歯は削れてしまいます。

上顎の歯磨き----横方向の歯磨き(歯磨き粉を付けないで)赤の臼歯部の繰り返しのブラッシングは20回以上青の前歯部の繰り返しのブラッシングも20回以上

下顎の歯磨きー横方向の歯磨き(歯磨き粉を付けないで)----紫の外側の部分の繰り返しのブラッシングは20回以上○前歯の裏側の繰り返しのブラッシングは20回以上◎赤の臼歯部の裏の繰り返しのブラッシングは20回以上

歯磨きのポイント
1)まず外側の青色で示した部分を磨きます。2)赤の部分は汚れが落ちにくいので特にていねいに磨いてください。3)黄色の部分は案外忘れがちですが最後に磨いてください。
歯と歯の間にはデンタルフロスを使いますが、あまりやりすぎると出血して歯茎を悪化させる場合もありますので注意してください。
歯磨き粉はあまり使いすぎると歯がすり減りますので使わない方が良いと思います。歯磨きは毎日食事をするように必ず習慣付けてやるようにしましょう。こまめに根気良くこどもさんに対する愛情はこういう場面で発揮します。

下顎臼歯のアンダーカット部
下の奥歯の画像です。舌側の赤の→はアンダーカット部分なので特に歯磨きが困難です。磨き残しがある場所です。ほっぺ側の青→の部分も磨き残しがあります。このように隠れている部分の歯磨きが大切です。歯垢はかなりべっとり付着していますのでしっかり何回も磨きましょう。前歯の外側に白斑がある人は特に念入りに磨きましょう!

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