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乳歯列咬合と隣接面の虫歯修復

乳歯の虫歯を治療するときにこういう細かい所まで機能するように形態を回復しないと食べ物が歯と歯の間にはさまり食事の度に食べカスが詰り痛みが出ますので保護者の方がいちいちそれを取り除かなければなりませんしそれを怠りますと新しい虫歯ができてしまいます。これだけ慎重に修復したとしても基本的に乳歯は弱く構造が荒いので壊れ易いから常日頃の定期観察と管理が必要なのです。

薄い青のラインは咬む面の接触する点の連続です

赤い点はその個々の接触点でそれが連続して始めて機能を発揮するのです。

一つの歯に幾つもの接触点があります。

そのそれぞれの咬む力の平均化(フルバランス)されなければなりません。これが正しい噛み合せです。

それをもっと拡大してみました。

咬頭の中腹に赤い接触する点があります。

小さい乳歯ですからその咬む機能を細かく調節しなければ正しい咬む運動をする事が出来ないのです。
CDEは乳歯です。また
は6才頃はえてくる永久歯です。一番大切な歯です。

それをもっと拡大してみました。

それぞれの小さな機能を正しく形成してはじめて全体としての機能を発揮するのです。

乳歯の臼歯は上下2本しかないのでこのDとEの4本の歯で食事をしなければならないので食べ物の大きさもそれに合わせてください。結構無頓着に大人の食べ物を与えています。

接触点に出来た虫歯の治療

青のラインは噛み合せの基準線
すりつぶすような動きは顎を前後する運動であるのでこのラインを意識して虫歯で失った部分の形態回復をする。人の噛み合せは三次元的に運動するためにあらゆる方向のフルバランス接触を考慮しなければならない。

黄色の部分まで広がる隣接面虫歯の問題点
1)食べ物が歯と歯の間に挟まる

2)後ろの歯が前に傾斜して間が狭くなるので結果として永久歯の生える場所がなくなる。

3)上(対合する歯)が欠損している部分に降りてきて上下の交合が崩れる。
結果として歯並びが悪くなる

修復するときの重要な回復ポイント
1)斜面の形態回復(咬頭から接触点の斜面)

2)適切な接触点の隙間の回復(修復材の充填時に歯間部に楔を入れる)

3)接触点下の修復面と歯肉境界の歯牙のスムーズな面形態を回復する(充填材と歯牙の移行を滑らかに)

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