小児歯科 矯正歯科 井上こども歯科ホームページ

私の矯正治療に対する考え

1)痛みのない調節-柔らかくて体に優しいワイヤーを使うことによって痛みを和らげます。

2)個人のペースに合わせた治療-人にはそれぞれ耐えられる範囲があります。だから無理をせず根気よくその人に合わせた治療をします。

3)虫歯を作らない矯正(歯磨き指導)-時間を掛けなくても虫歯を作らない歯磨きの仕方を教えます。

4)患者さんが望む治療-患者さんにはそれぞれの希望があります。その目標に向かっての治療を優先します。

5)できるだけ歯並びの異常を早期発見して適切な処置を行います。-年齢が例え6〜8才(普通はこの年齢では治療開始しないのですが)でも成長過程での修正が必要であれば早期からの治療がその後の不正咬合の異常を増長させないようにして早く正常な咬合関係になるように治療します。------------------異常を放置すればするほど困難な治療になります。ほとんどの患者さんが自然治癒しないのが虫歯と歯並びなのです。特に骨格系の異常の反対咬合、上顎前突は奥歯(第一大臼歯)がカギになります。第二大臼歯が生えて来る小学生高学年以降になりますと治療方法の選択肢が少なくなります。それはつまり側方の小臼歯や、又他の奥歯を抜歯を考えなければならない。しかしそれで解決すればまだ良いのですが、顎切除という外科的に処置をしなければならない場合もあります。

矯正治療の方法
何の為に矯正をするのでしょうか。一生悪い歯並びを甘んじて受け入れるか、もしくは綺麗な歯並びにして過ごすかそれは自由である。しかし、悪い歯並びを死ぬまで貫き通して行くのも人生なんで否定も肯定もしませんしかし、儚くも人生は短い。歯並びが悪いために虫歯が出来てその治療に幾たびと歯科医院に通うのもまだしも何もせずに甘んじて歯槽膿漏で口臭を常に気にしているのも現実である。 しかし、何も問題が無くても少しの歯磨き不足でも口臭はする。人間の社会環境はあまりにも健全じゃないし、ましてや職場での口腔内の清掃を念入りにする場所もなく、お顔の手入れも、紳士用は極限られている。自由にオトイレにいけないために便秘気味になる方もおれれるでしょう。でも、これは小さな問題でアリながら結構毎日の問題とするならば大きな問題になる。こういうストレスが大病に繋がる。人間の体は非常にデリケートである。老化も病気も同じ年齢でありながら個人差は必ず存在する。年の割に若いとか年の割に老けているとか、でも、一般的に言えることはやはり若く見える人の方が長生きする。歯並びも然りで、口腔内の状態は人間の老化を明確化する。虫歯や歯槽膿漏のある人の口腔内は実年齢以上に老化が進行している現実を皆様はあまりにも知らない。勿論あまり正確な情報が無い現実を考慮しても、我々専門家の事実認識の場所があまりにも少なすぎる。この現実を少しでも理解すればたぶん真剣に努力するでしょう。歯並びが悪いと下の前歯の歯と歯の間に歯石が蓄積してもその存在は6ヶ月に一回は歯科医院へ通っている人には発見できても2〜3年も歯医者さんへはご無沙汰している人にとって思わぬ問題があってもそれは発見できずにそのまま慢性化して歯周病は進行している。こういう現実を見逃すことによって深刻なダメージを被ることになり、いつの間にか若くして口腔内の老化は進行します。

第一段階の部分的な矯正治療においての前歯に重なりがある一般的な歯列不正の外観です。前歯の前突・反対咬合のある場合は同時に治療を開始します

その場合に矯正装置を装着するとこのようになりますが、その間前歯の前突・反対咬合のある場合は額外装置を併用して治療します。

第一段階の部分的な矯正治療の終了まじかの前歯の口腔内所見上下の6前歯と第一大臼歯の位置関係の正常化をめざします。

第一段階の部分的な矯正治療を完了して装置除去後の前歯の口腔内所見

矯正治療の実際
第一段階の部分的な矯正(部分的な治療)
第一段階の矯正治療には小学校3〜4年生から行う前歯と奥の歯の正常な咬合関係の回復をする治療は反対咬合、上顎前突という骨格系の大きな問題を解決する治療です。開始年齢は歯牙年齢と関係しているために小学校2年生から開始できる場合も有るし、4年生でも無理な人もいます。来院時に相談してください。骨格系に異常が有る方の矯正は早めの矯正をおすすめします。治療の方法の選択肢が年齢を経過すればするほど少なくなります

前歯6歯と奥の臼歯との関係を正常化するための装置(ユーティリティーアーチ)をします。この時点での中間の永久歯(第一・第二小臼歯)には装置は付けずにそのままにして萌出を待ちます。根っこが完成していない歯牙に力を加えると根っこの成長が阻害される場合があるので初期の段階においてはそのまま放置するのである。
ユーティリティーアーチ テクニックの解説1  ユーティリティーアーチの症例解説2

第二段階の本格的な全体の矯正(全歯列の治療)ホー

その後、咬合関係が正常になった後に全体的なバランスを回復するための治療が第二段階の治療になります。主に小臼歯部のバランスをとり、全体的な治療を開始します。これは小学高高学年から中学生以降になってから行う治療です。一つ一つの歯牙が大きいために歯並びが乱れている患者さんの場合は第一又は第二小臼歯を抜歯して第二段階の治療から始めることになります。

顎を十分に使わないと歯並びが悪くなる
 虫歯があって咬むと痛みが有れば噛めない。柔らかい物ばかり好んで食べても、顎は成長しない。全身運動をすることで顎の発育が促進される。。最近は若者の顔が変わってきた。口の周りがほっそりとスマートになっている。これは顎が十分発育していないという事である。顎が疲れるくらい良く咬んで食事が出来たら理想的ではあるが現実はなかなか思うようにはいかない。最近の食べ物はほとんどが軟らかいし咬みごたえのあるものは相当探しても見つからない。もちろん、さんまさんや伸助タイプの不正咬合もそのままにしておくと良くないので治す必要があります。正常な咬み合わせに成ることが歯を長持ちさせることになる。反対咬合や上顎前突の人は外観上のコンプレックスがあるだろうし咬み合わせも良くは有りません。左右の奥歯が均等に噛めない人は肩こりがひどかったり精神状態が不安定だったり顎の関節に異常が出てきたり全身的に悪影響がでる。こういう問題は原因がはっきりしないし、まさか顎の咬み合わせに問題があるとは思わない。小学校の低学年になれば奥の臼歯が生えてくるだろうし是非検診を受けて欲しい。早めに治せば障害も防ぐことが出来る。そして正しいアドバイスを受けて欲しい。今すぐ治療をしないまでも今の状態、将来どのようになるのか聞いてほしいのです。