先端咬合

若年から顎の発育を抑えるような治療をしていた効果は下顎骨の位置は正常の範囲に収まりましたので

前歯の傾き歯軸、歯根の方向は正常です

下顎骨の成長はおとがい部先端に顕著に現れていますので

外観上は問題がないけれど噛み合わせは下顎が成長の為に歯の重なりが生じて

今後も顎を正常に押さえられなくなってきます

歯牙の大きさも重なりの原因になります

今後の起こりうる下顎前突(反対咬合)
下顎前歯の位置関係が前方に移動して噛み合わせが逆転している症例です。

大臼歯が前に移動してきてそれを押さえる事が出来ない

顎の成長が常に前方へ移動しようとする性質があるのです。

このままにしておきますとじわりと下顎が出てきますし

20歳ぐらいで成長は止まりますが噛み合わせは反対咬合になります。

下顎の骨はまだ成長しますので顎が出てくるイメージになります

大臼歯の位置は既に乳歯列から前に位置していて成長と共にじわじわと

後の大きな臼歯が前に移動してきますので

前歯と横の小臼歯には重なりが発生してきます
下顎の奥の歯が前方へ押して来ますので4番5番、前歯の重なりが出てきます

問題はその一対の歯の抜歯に有るわけでして前へ移動した6番目の大臼歯を抜くか

4番目の小臼歯を抜くかである。

例えば下顎の4番目の小臼歯を抜いて直す場合

抜いて出来た空隙は下の前歯を後に移動する為の隙間になります

重なりのある4番目を抜いてその空隙を閉じることで歯並びを整えます

治療期間の短縮と下顎前歯の重なりを早く取り除き問題の解決になります

正常な位置関係

そうして下顎の歯列を小さくして上顎全体が覆い被さって成長を抑えるような正常咬合にしなければなりません。

噛み合わせの深さは3ミリ以上保っておれば大丈夫だと思います。

大臼歯を抜歯して空隙を作る場合は

7番8番の形態が正常であり根もしっかりしていることが条件になります

しかし移動する歯牙が多くなるので治療期間が長くなります。

ただ早期に6番目の大臼歯が大きな虫歯が或る場合は有効な治療法だと思います